ホラー&ミステリーと書いてあったので、もう少しホラー色が薄いのかと思って読んだのですが、思い切りホラーでした。結構、怖かったので印象に残りました。そして、最後の締め方が上手だったので、この人のホラーではない小説を読みたいものですね。 全ては…
鈴木光司さんのひさしぶりの新作を読むことができました。ホラー作家さんなんでしょうか?僕にとっては崇高なSF作家さんなんですけどね。小説の爆弾と称された『リング』が『らせん』『ループ』と落ち着いて『エッジ』からのここですね。「人間たち、絶望せ…
宮島未奈さんの『婚活マエストロ』を読んでみました。爆走型エンタメと銘打ってありましたので、気晴らしに楽しい本を読みたかったので、とても良かったです。僕も忘れていたのですが、人生なんてみんな同じところに立っています。40歳だろうが、60歳だろう…
本格ミステリーが読みたかったので、道尾秀介さんの『雷神』に挑戦しました。さすがです。素晴らしいエンターテイメントを味わうことができました。ちょっと睡眠不足になりましたが、全く問題ありません。道尾作品を他にも読んでみようと思います。 (あらす…
人気のある作家さんとして注目していましたが、しっかり向き合って読んだのが2度目です。2023年の『可燃物』もなかなかの力作でした。でも、僕はこちらの『黒牢城』の方が、数十倍面白かったですね。史実に忠実なのかは別議論として、面白かったです。2日ほ…
僕は、読む前からこの表紙の「鴨(かも)」が気になって仕方ありませんでした。この鳥はどうやら幸せの象徴なんだそうです。でも、どうして吊るされているのか。生きているのか、死んでいるのか。それは、実はこの小説を読んでも分かりませんでした。 自分が…
2024年元旦、能登半島を襲った大地震には大変驚きました。お正月ムードが吹っ飛びましたからね。僕もささやかながら応援したいです。僕にできることといえば、こんな支援小説を読むことくらいです。この支援金が少しでも被災された地域の方に届けばと思いま…
青山美智子さんは、実に素晴らしい読書体験を提供してくれる作家さんだ。僕は、彼女の出している本は読んだと思う。(読んでなければ買っておいてあるはず)年始は、彼女の本でスタートしようと決めていたので、思い通りになって嬉しいです。内容は、以下の…
僕は『このミステリーがすごい』を毎年購入しています。1988年から、ずっと保存しておこうと思ったのですが、残念なことにその夢は叶いませんでした。しかしながら、僕が推す、36年の信頼と実績を誇る新作ミステリーランキングブックです。2024年の国内&海外…
せっかくの夏休みなので、新書を一冊読んでみました。なかなか今風の内容。確かに多様性の時代。でも、仕事が滞ってしまうような事態は避けたいです。すごく優秀で期待されて会社に入っても組織での仕事は全然できませんみたいなこと、ザラにあるんです。そ…
瀬尾まいこさんの『あと少し、もう少し』をススメていただいて読んで、大変良かった。感動的な読書経験だったので、こういう本を読みたいなとおもっていたところに『その扉をたたく音』を偶然読むことが出来た。それならば、三部作といわれる『君が夏を走ら…
先日、初めて瀬尾まいこさんの小説にチャレンジして読破しました。驚くほど清々しい読了感にびっくりしました。僕の貴重な読書体験になりました。この本をオススメしてくれた、瀬戸市の「本・ひとしずく」の店長さんに感謝します。 fumihiro1192.hateblo.jp …
最近、すっかりとマスコミに登場しなくなった森永卓郎さん。危険な人だから干されたのかと思っていたら、やっぱり危険な本を出されていました。この本、読んでおいた方が良いです。すごい内容です。僕はこのGWを使って一気に読みましたよ。是非読んで下さい…
これは小説だったのだろうか、それともエッセイだったんだろうか、読み終わってもよくわからない不思議な読了感でした。 認められたくて、必死だったあいつを、お前は笑えるの? 青山の占い師、80億円を動かすトレーダー、ロレックス・デイトナを巻く漫画家……
「ひとしずくお届け便」で届いたおすすめ本をコツコツ読んでます。 fumihiro1192.hateblo.jp さすが「ひとしずく」の店長さんのセレクトしてくれた本だけあります。この本でも、しっかりと泣かせていただきました。ほどよいストレス発散になりました。やっぱ…
2016年4月に読んだと記録にあるのですが、すっかりと忘れてしまっていまして、再度本屋さんで購入してきて積んだままになっていました。気合を入れて今日読みました。一日で読み切るにはちょうど良いくらいの内容とボリュームです。喜多川泰さん、とても上手…
「ひとしずくお届け便」が届きました。詳細は、以下の記事を読んでください。 fumihiro1192.hateblo.jp 僕も注文したので、無事に届いたのです。さすが「ひとしずく」の店長さんのセレクトしてくれた本だけあります。しっかりと泣かせていただきました。ほど…
あまりに前作『成瀬は天下を取りにいく』が良かったので、続編も購入してきて読んでみた。僕の読書心は大満足でした。こういう当たりの小説を毎日読みたい。このハードルは途轍もなく難しいけれど。 成瀬の人生は、今日も誰かと交差する。「ゼゼカラ」ファン…
今日は大変忙しくて本を読んでいる暇はなかったはずなのに、ちょっとだけと思って気分転換にこの本を手に取ったら最後まで読んでしまった。すごく良い本だった。僕の生きる指標にしたいと思う。 成瀬は天下を取りにいく 「成瀬」シリーズ 作者:宮島未奈 新潮…
購入してからずいぶんと時間が経ってしまったのですが、やっと青山美智子さんの『猫のお告げは樹の下で』を読むことができました。昨日の夜、突然神の啓示を受けたかのように読み始め、先ほど読み終えました。なんとも幸せな読了感です。彼女の小説は、あた…
3部作がついに完結したのだそうだ。実に念入りに、そして綿密に取材で拾い上げたネタを磨き上げて、ここまでの小説にしたんだろうなぁと思える内容でした。僕たちが知りうる新聞や雑誌での情報以上に事態は進んでいて、日本は世界と戦うために土俵際どころか…
「本・ひとしずく」(愛知県瀬戸市)さんの場所をお借りして、ひとはこ書店の店主として活動を始めることにしました。どのみち、今後も浴びるように本を読もうと決めているので、この活動はいい刺激になると思うのです。是非、応援お願いします。僕が読んで…
あけましておめでとうございます。今年のお正月は読書にあてようと思っていましたが、なかなか思うようにいかず。思い立って、2023年のまとめをしておきます。昨年読んで良かった小説のベスト5をアップしておきますね。昨年は、辻村深月さん、青山美智子さ…
先日、米澤穂信さんの『氷菓』を買ってきた。彼の11年前のデビュー作から手始めに読んでみようと思ったからです。でも、その前にこの本『可燃物』が割り込んできてしまいました。一気に読みましたけど、読了感スッキリです。2023年を締めくくる読書に相応し…
面白い本というだけでは済まされなかった。くどうれいん著「うたうおばけ」僕もかなり長く生きてきたけど、彼女の通った道を間違いなく通ったことがあって、切なくて懐かしくてほろ苦い味のするエッセイだった。この本は大事にしておいて、無くしものをした…
岐阜県瑞浪市にある素敵な文房具屋さん「TEGAMIYA」。今日僕はこのお店に遊びにいったんです。そしたらキレキレの店長さんがこの本『さみしい夜にはペンを持て』を勧めてくれました。表紙を触っただけで感じる只者ではない感覚。ということで、お店の一角に…
架空の本屋さん「美鶴堂 | Beezel Do」昨日と今日(2023年12月23日24日)は名古屋パルコ前で出店されていると聞きつけて会いに行ってきました。各地の本屋さんに出没する僕は、読むスピードが全く追いつかないです。けれど、新しい感動を求めて今日も本屋を…
今日は、僕の行きつけの愛知県瀬戸市にある本屋さん「本・ひとしずく」で、新しい試みが生まれようとしているので、宣伝しておきます。僕はここにいくと、こんな本が読みたいとリクエストして店主さんに選んでもらいます。そのサービスが実店舗にいかなくて…
愛知県瀬戸市にある「本・ひとしずく」さん。今日は、そこの店主さんに協力いただき、はてなブログのお題に挑戦します。この10冊の選書は、今のところ店頭に置いてありますので、是非とも遊びに来て、本を購入して読んでくださいね。 お題「好きな本を十冊紹…
この本のあらすじ 小川哲さんの本です あわせて読んで欲しい関連記事 一宮に出店されていた古本屋さんで購入した小川哲さんの『君のクイズ』。これは特上のミステリーで面白かった。番組の進行と並行して、少しずつ謎を解いていく新感覚のエンターテイメント…