この江國香織さんの『神様のボート』良かったです。小説の世界に引き込まれてしまいました。実にうまい!圧倒的な筆力です。僕は、この小説のタイトルも作者もよく知っているのですが、読んだのは初めて。偶然に出会った本をじっくり読めることは幸せですね…
以前、鈴木光司さんが「小説の爆弾」という帯で『リング』というホラー小説を世に出した。この小説は、大ブレイクして映画化された。僕も勇んで映画を観に行ったが、大変怖くて後悔した。爆弾と称されるだけあるインパクトだなぁと感心した。2023年の「この…
朝早くからスズメやカラスの鳴き声で起こされることがある。子供の頃は、祖母の家でニワトリを飼っていたので、その声に起こされたり、卵を採りにいったりした。恐ろしいほど鳥って身近な存在であるのに、なかなか懐かない不思議さもある。卵を食べても良い…
この本、瀬戸市の「本・ひとしずく」さんに行った時に購入しました。入り口近くに置いてあって、見た瞬間にビリビリと電気が走りました。次女も連れていったんですけど、彼女は一穂ミチさんの別の本『光のとこにいてね』にやられて、感電していました。結局…
まさかの結末に反響続々!全国の書店で1位こんな帯の言葉に惹かれて読むことにしました。どんなドンデン返しがあるのかと、慎重に読み進めていたのですが、そうきたか、、、という感じです。そりゃ、話題になりますわ。間違いなく家族愛と闇に迫る傑作ミス…
辻村深月さんの『傲慢と善良(ごうまんとぜんりょう)』読み終わりました。一体、どういう意味のタイトルなんだろうと気にしながら読み進めましたが、うまくこのキーワードが見え隠れしていて、自分の心の中まで整理することが出来ました。生きにくさの解消…
愛知県瀬戸市にある書店「ひとしずく」さん、ここのないしょ本に導かれて辻村深月さんの『ツナグ』を読むことになりました。とても爽快な読了感にすっかりとファンになりました。若い書き手なのに嫌味がなくて、本当に面白いと思えました。その勢いで続編を…
この本、本屋さんでみつけてとても気になって購入したんだけど、次女が「良さそうな本があるじゃん!」というノリで持っていってしまいました。それっきり返ってこないので、また買うのも何だなぁと思って読む気になれませんでした。そんな僕のところにまた…
感動の読了感!辻村深月さんの連作長編小説『ツナグ』です。僕は辻村深月さんの本を初めて読みました。もしかしたら、才能に嫉妬していたのかも知れません。食わず嫌いという言葉では片付けられないほど、もったいなかったです。この本は、愛知県瀬戸市にあ…
本日発売とのこと。文房具朝食会@名古屋のメンバー:五藤晴菜さんの電子書籍が発売されました。この間『はたらくiPad』が出たばかりのような気がするけど、時間が経つのが早いですね。12月に入ってすぐに次の本を出したんですね。すごいペースなのでついて…
数十年も前の話だが、僕は仕事で月刊誌を編集していました。それまでの紙面を一気にリニューアルして華々しく始めたまでは良かったのですが、それまで蓄えていたネタは半年も経たないうちに尽きてしまいました。そこから生みの苦しみを味わいました。そんな…
『生物はなぜ死ぬのか』内容紹介 章別構成は、こちら あわせて読んで欲しい僕の読書ブログ 大変素敵な読書体験をさせてもらったことに感謝です。先日、偶然入った本屋さんでセレクトした3冊のうちの1冊。2022年新書大賞第2位:小林武彦さんの『生物はなぜ…
今夜はいつもよりちょっとだけ夜更かしして、この本を一気に読み切ってしまいました。前から気になっていた本なのに、なかなかリアル書店に売ってなくて、時間が過ぎてしまった、という感じです。でも、出会うタイミングで会えたと思ってます。今日紹介する…
佐宗邦威さんの『模倣と創造』を読みました。実はこの本、ピンと来て衝動的に手に入れたのです。やっぱり本ばかり読んできた時期が長かっただけあって、自分に必要な本が自然に手元に来るようになっているなぁと、我ながら感心してしまうくらいタイムリーな…
僕は、この本を推しています。昨日も、今日も、会った人に「この本、絶対にためになるから読んでみて」とお願いしています。僕自身、『稼ぎが10倍になる「自分」の見せ方・売り出し方』を過去に読んで、とても刺激を受けて、パクりまくりましたし、今回の本…
『成しとげる力』内容紹介 (章別紹介) ◎ とにかく一番を目指せ、と私が言い続ける理由◎ 苦しみに飛び込んでこそ、人生の喜びがわかる◎ 「できない」と思うより先に「できる」と百回となえよ◎ 成功の条件は「頭のよさ」以外のところにある◎ ぎりぎりまで重…
おはようございます 今日はいきつけの喫茶店が満席だったので、駐車場に設置してある喫煙所の椅子で、このブログを書いてます。まだ朝早いので涼しい風が吹き抜けていきます。たまにはこういう環境で書くのもいいですね。 今日はとても感動した本を紹介しま…
僕は社会人として大丈夫なのだろうか?そして会社員として大丈夫なんだろうか?さらには、父親として大丈夫なんだろうか?そんなささやきが耳元で聞こえてくるような内容の本でした。でも、きっと大丈夫、ちゃんと生きていけてるから。どうしても悩んだり迷…
考えることが結論を出すことのツールであるように考えてきた僕は、そのように仕向けられて考えさせられてきたのかも知れないということに気がつきました。最近では、もう少しゆっくりと考え続けることが大事だなあと思ってます。結論を出すとそこで行き詰ま…
僕も子供の頃は、自分に一番合った「天職」というのがあって、早くそれを探し求めなくては、時間がもったいないと思っていました。この本を、今日読んでとても面白かったですし、自分のこともよくわかりました。良い本です。 内容紹介です ★TEDトーク550万回…
寝る前にちょっとミステリーを読みたい気分の時に、オススメです。桜井美奈著『殺した夫が帰ってきました』小学館文庫 内容紹介です あわせて読んで欲しい僕の読書ブログ 内容紹介です やっと手にした理想の生活だったのに…… 都内のアパレルメーカーに勤務す…
今日、たまたま丸善にいって読みたくなるような本がないか彷徨っていたら、この本に出会えました。とってもラッキーです。僕はもう正解を求める生き方にうんざりしていたんです。学校に行っても、会社に行っても、プライベートでも平均的な当たり障りのない…
年末にまとまった時間がとれそうでしたので、思い切って数冊本を購入してきて読書に没頭したいと思います。いつもビジネス書ばかりになってしまうので、手始めはミステリーから入ります。この本、ミステリー&エンターテイメントとして楽しめました。 内容紹…
今年の『このミステリーがすごい 2021年度版』なんとなく入荷数が少ないようだ。何があったのかよくわからないけど、早々に購入しておくべし!年末年始は暇そうなので、自宅にこもって読書三昧と決め込みましょう。そして、このミス第1位作品は、こちら!辻…
何度かメインブログの方で紹介したのですが、僕は松永光弘君の幼なじみです。近所に住んでいて保育園も小学校も中学校も同じでした。体が大きくて力持ちだったので、プロレスラーになって活躍しました。そんな彼が本を出したので紹介しますね。 『デスマッチ…
デビュー作の『不夜城(ふやじょう)』の発表以来、長く応援してきた馳星周さんが、ついに直木賞を受賞されました。この賞、欲しかったでしょうね。本当におめでとうございます。今日は速攻でこの本を読みましたので、いろいろ思うところを書いておきます。 …
第1位:ラフカディオ・ハーン『怪談』 第2位:江戸川乱歩『妖怪博士』 第3位:おばけ・ゆうれい話 一年生 あわせて読んで欲しい僕の読書ブログ 岡崎市の東名インターチェンジの近くに「コジマトペ」というカフェがあります。僕は、よくそこのカフェでブログ…
馳星周様、直木賞受賞おめでとうございます。僕は馳星周さんと偶然にも同じ年齢なので『不夜城』が世に出た時から応援しておりました。日本の文学界に受け入れられにくい、そしてタイトルを取りにくい題材を選んで、それをライフワークのように書く彼は孤高…
昨日はひとしごと終わって、ゆっくりとしていました。パワポの資料を何枚か作って、事務局に送って、僕の上司がプレゼンすることになっているのですが、きっとうまくいくと思います。いやいや、いかないわけがないです。昔に比べたら資料を作り上げるスピー…
知人からGWにブックカバーチャレンジという企画で、SNSで本を紹介して欲しいと頼まれました。一週間で良いという話でしたが、自分の中に深く潜っていくような感覚で紹介するのを止められなくなりました。その集大成がこの本の紹介です。この本には「巡り合っ…