フミヒロの読書記録~良書で人生を変えよう~

良い本を読んで、思考と行動を変えましょう。僕の読んだ本と読みたいお勧め本を紹介していきます。

表紙を見ただけでビリビリと電気が走った本です!一穂ミチさんの『スモールワールズ』

この本、瀬戸市の「本・ひとしずく」さんに行った時に購入しました。

入り口近くに置いてあって、見た瞬間にビリビリと電気が走りました。次女も連れていったんですけど、彼女は一穂ミチさんの別の本『光のとこにいてね』にやられて、感電していました。結局、2冊ともお持ち帰りすることになりました。

この著者さんの上手さはプロットじゃなくて、細かくて繊細な世界観にあります。その世界観はとても人間臭い泥のようなもので出来ている塊を精密に組み合わせて、読み手の心にズシンと入ってくるような感じなのです。ご理解いただけますかね(汗)。

実に良い作品集でした。是非とも読んでみてください。

この本を読みたい方は、こちらからどうぞ

スモールワールズ

絶対に外さないプラチナ本とのことです。好き嫌いははっきりしそうだけどなぁ。

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。読者の方々に感謝です。

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まさきとしか『あの日、君は何をした』まさかの結末に驚愕!傑作ミステリーです

まさかの結末に反響続々!全国の書店で1位

こんな帯の言葉に惹かれて読むことにしました。どんなドンデン返しがあるのかと、慎重に読み進めていたのですが、そうきたか、、、という感じです。そりゃ、話題になりますわ。間違いなく家族愛と闇に迫る傑作ミステリーです。

この本の内容紹介

北関東の前林市で平凡な主婦として幸せに暮らしていた水野いづみの生活は、息子の大樹が連続殺人事件の容疑者に間違われて事故死したことによって、一変する。深夜に家を抜け出し、自転車に乗っていた大樹は、何をしようとしていたのか――。

15年後、新宿区で若い女性が殺害され、重要参考人である不倫相手の百井辰彦が行方不明に。無関心に見える妻の野々子に苛立ちながら、母親の智恵は、必死で辰彦を探し出そうとする。

刑事の三ッ矢と田所が捜査を進めるうちに、無関係に見える二つの事件をつなぐ鍵が明らかになる。『完璧な母親』で最注目の著者が放つ、慟哭のミステリー。(Amazon内容紹介の引用です)

この本もネタバレしちゃうと読みたい人にご迷惑になるといけないので、内容紹介はこの辺でとどめておきます。まさかの結末!かなりビックリしました。さらりとしたミステリー体験をしたい人にはヘビーな一冊となっております。

この本が読みたい方は、こちらから

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。読者の方々に感謝です。

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最高の恋愛小説?辻村深月『傲慢と善良』誰もが感じる生き辛さを考えさせられる本です

辻村深月さんの『傲慢と善良(ごうまんとぜんりょう)』読み終わりました。

一体、どういう意味のタイトルなんだろうと気にしながら読み進めましたが、うまくこのキーワードが見え隠れしていて、自分の心の中まで整理することが出来ました。生きにくさの解消は、ここを自分なりに飲み込むことだったんですね。

そういわれてみれば、自分もそこを色々な力を貸してもらいながら整理して噛み砕き、そして飲み込むことで生きていく力が付いてきたように思えます。この小説は、恋愛小説にもミステリーにも見えますが、著者さんの意図するところは違うかもね。

みなさんに、お勧めしたいと思いました。

『傲慢と善良』の内容紹介

婚約者である坂庭真実がある日忽然と姿を消した。その居場所を探すため、西澤架は、彼女の「過去」と向き合うことになる。生きていく痛みと苦しさ。その先にあるはずの幸せ──。2018年本屋大賞『かがみの孤城』の著者が贈る、圧倒的な恋愛小説であり、ミステリーです。

「人を好きになるってなんなんだろう」
「読み終わったあと、胸に迫るものがあった」
「生きていく中でのあらゆる悩みに答えてくれるような物語」

「この小説で時に自分を見失い、葛藤しながら、何かを選び取ろうとする真実と架と共に私たちもまた、地続きの自由へと一歩を踏み出すのだ」
       ――鳥飼茜さん(漫画家)     (Amazon引用)

内容についてネタばれしたくないので、引用です。

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最後に『傲慢と善良』辻村深月さんのインタビュー動画をどうぞ!

今週のお題「何して遊ぶ?」
お題のゴールデンウィーク、何して遊ぶ?ですが、僕は読書三昧ですね。昨日も、10時間くらい本を読んでいたと思います。普段はビジネス書ばかり読んでいるので、おやすみは小説を読みます。特に心にグサリと刺さるような作品が良いですね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。読者の方々に感謝です。

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辻村深月さんの『ツナグ 想い人の心得』 爽快読了感、オススメします

愛知県瀬戸市にある書店「ひとしずく」さん、ここのないしょ本に導かれて辻村深月さんの『ツナグ』を読むことになりました。とても爽快な読了感にすっかりとファンになりました。若い書き手なのに嫌味がなくて、本当に面白いと思えました。

その勢いで続編を購入してきて読み終わりました。続編も絶対に読んで欲しいです。

内容紹介です

もう一度だけ亡くなったあの人に会えるとしたら、あなたは何を伝えますか? 死者との再会を叶える使者「ツナグ」。長年務めを果たした最愛の祖母から歩美は使者としての役目を引き継いだ。7年経ち、社会人になった彼の元を訪れる依頼者たちは、誰にも言えぬ想いを胸に秘めていた――。後悔を抱えて生きる人々の心を繫ぐ、使者の物語。シリーズ累計100万部の大ベストセラー、9年ぶりの待望の続刊!

この本の随所に人間関係に対する「教え」みたいな文章が入っていて、少々疲れ気味の僕の心にピタリとフィットして良かったです。
 

前回、読み終わったときに書いた読書ブログは、こちら。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。読者の方々に感謝です。

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小野寺史宜さんの『ひと』やっと読みました

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この本、本屋さんでみつけてとても気になって購入したんだけど、次女が「良さそうな本があるじゃん!」というノリで持っていってしまいました。それっきり返ってこないので、また買うのも何だなぁと思って読む気になれませんでした。

そんな僕のところにまた運命的に巡ってきたこの本。

小野寺史宜さんの『ひと』です。今日、読み始めて一気に読んでしまったんですが、こういう小説を味わいながら読むって素敵だなぁと思いました。贅沢な時間です。
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この本を買って読みたい人は。こちら

ひと

ひと

Amazon

たった一人になった。でも、ひとりきりじゃなかった。

両親を亡くし、大学をやめた二十歳の秋。
見えなくなった未来に光が射したのは、
コロッケを一個、譲った時だった――。

激しく胸を打つ、青さ弾ける傑作青春小説!

母の故郷の鳥取で店を開くも失敗、交通事故死した調理師の父。女手ひとつ、学食で働きながら一人っ子の僕を東京の大学に進ませてくれた母。――その母が急死した。柏木聖輔は二十歳の秋、たった一人になった。全財産は百五十万円、奨学金を返せる自信はなく、大学は中退。仕事を探さなければと思いつつ、動き出せない日々が続いた。そんなある日の午後、空腹に負けて吸い寄せられた商店街の総菜屋で、買おうとしていた最後に残った五十円コロッケを見知らぬお婆さんに譲った。それが運命を変えるとも知らずに……。

そんな君を見ている人が、きっといる――。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。読者の方々に感謝です。

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感動の読了感!読んで良かった 辻村深月さんの連作長編小説『ツナグ』

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感動の読了感!辻村深月さんの連作長編小説『ツナグ』です。

僕は辻村深月さんの本を初めて読みました。もしかしたら、才能に嫉妬していたのかも知れません。食わず嫌いという言葉では片付けられないほど、もったいなかったです。

この本は、愛知県瀬戸市にある古民家を改装したセレクトショップ:ひとしずくさんの「ないしょ本」です。直感的に手に取って購入したのですが、読んで良かったです。

www.instagram.com

こんな感じで売られていました。今週末は岡崎市にきてくれるそうなんで、籠田公園に行ってみようと思います。

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この本が欲しい方はこちら

一生に一度だけ、死者との再会を叶えてくれるという「使者(ツナグ)」。突然死したアイドルが心の支えだったOL、年老いた母に癌告知出来なかった頑固な息子、親友に抱いた嫉妬心に苛まれる女子高生、失踪した婚約者を待ち続ける会社員……ツナグの仲介のもと再会した生者と死者。それぞれの想いをかかえた一夜の邂逅は、何をもたらすのだろうか。心の隅々に染み入る感動の連作長編小説。

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(本日発売)Applepencilを使いこなせ!iPadの有効な使い方を五藤晴菜さんに学ぼう!

iPad Workers Apple Pencilで使いこなす次世代型ノートアプリ

本日発売とのこと。

文房具朝食会@名古屋のメンバー:五藤晴菜さんの電子書籍が発売されました。この間『はたらくiPad』が出たばかりのような気がするけど、時間が経つのが早いですね。12月に入ってすぐに次の本を出したんですね。すごいペースなのでついていけないです。

ひとまずダウンロードして読みました。

とてもわかりやすいです。本当のことをいえば、我が家のiPadは完全に動画再生システムに成り下がっています。長いことYouTubeしか再生していないと思います(笑)。そんな現状から脱却するためにも、五藤晴菜さんに学ぶしかないですね。

近くに先生がいて、良かったです。

内容紹介(Amazon引用)

iPad登場から10年が経過し「iPadを使って書く」という行為は大きく変化しました。

何よりも一番の大きな変化はApple Pencilが登場したことでしょう。Apple Pencilの登場によって、iPadのノートアプリの使い心地は大きく変化しました。

第2世代のApple Pencilが登場したのが2018年。そこから4年が経過した今、iPadのノートアプリに再び大きな変化が訪れています。

次世代のノートアプリは「紙のような使い心地」を目指す段階から「デジタルだからできる手書きの便利さ」を目指すようになってきています。

本書では、Apple Pencil登場からのノートアプリの変化を踏まえた上で、今「その次の変化」として何が起っているのか。新しい世代のノートアプリの紹介しながら、その変化を追いかけていきます。

初代や二代目のiPadが出た頃にiPadを手書きツールとして使うことを「挫折した人」「諦めた人」がいれば、本書をきっかけにもう一度「今のiPad」について考えて欲しい。そんなことを考えてこの本を書きました。

iPadを「動画再生マシーン」ではなく「デジタルのノート」として活用できるようにすること。本書は、そのヒントになることを目指しています。

読むだけで簡単に習得できるスキルもたくさんあります。是非一度読んでみてくださいね。文房具朝食会@名古屋は応援します。

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