フミヒロの読書記録~良書で人生を変えよう~

良い本を読んで、思考と行動を変えましょう。僕の読んだ本と読みたいお勧め本を紹介していきます。

本業を捨て起死回生!『NOKIA復活の軌跡』

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勉強のために、この本を読みました

僕にも事情がありまして、コツコツと組織論や人材育成について勉強してます。考えれば考えるほど、調べれば調べるほど、現代の日本に全体最適のシステムが行き届かずに、国際競争に遅れをとってしまったという仮説が立ちます。

教育も国策もイマイチ舵取りが出来ない日本での課題は何かを突き詰め、数年以内に先進国と肩を並べる必要があります。そうでないと、世界経済の覇者たちの植民地に(言い方は悪いですが)なってしまうはずです。

冷静に考えると、軍事力を全面に押し出さない日本が世界経済の覇者となり、友好的にリードしていくことが望ましいはず。そうするためにどうするべきなのか、僕らの世代で早々に結論を出しながら対策し活動していくしかないです。

今日は、まっすぐにこんな本を読んだ感想を書き連ねてみますね。

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『NOKIA復活の軌跡』内容紹介

瀕死の携帯メーカーは、なぜ5G時代のキープレーヤーになれたのか?iPhoneやAndroid端末に市場を根こそぎ奪われ、一時は倒産すら囁かれた“北欧の巨人”ノキア。だが同社は本業の携帯ビジネスを大胆に捨て、通信機器分野で奇跡のV字回復を成し遂げた。本書はその立役者であるリスト・シラスマ会長が自ら語る、変革の記録である。

(アマゾン内容紹介の引用)

そういわれてみれば、iPhoneが出てくる前は「ノキアの携帯端末」よく見ましたよね。市場から驚くほどのスピードで追い出されてしまった北欧の巨人:ノキアの、本業を打ち捨ててまでの復活劇をリアルに書いた読み物です。

そのストーリー展開がリアルなので読んでいて楽しいですが、この本はビジネス書としてなかなか変革出来ない自分たちのこととして読んでみると面白いですよ。政府や軍の関与も記述としてないので、日本にマッチしているはずです。

こういう読み物の中から自分たちの取るべき道を探し出しましょう。勉強になります。

NOKIA 復活の軌跡

NOKIA 復活の軌跡

NOKIA 復活の軌跡

  • 作者:リスト シラスマ
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2019/07/04
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

この本から学べることを紹介します

この本は2部構成になっています。第1部(第一章から第八章)「凋落 成功という名の猛毒」では、筆者がソフトウェア・サプライヤーとしてノキアに関わるようになり、その後、取締役会に参画した期間のことを書いています。

取締役や経営執行チームが過去に起こっていたことをどう見ていたのか。そして、この会社が道を誤らないように進んで行くために、他にどんな道があったのかを、一人称で解説していくストーリーになっています。

また、第2部(第九章から第十八章)では、筆者が会長に就任してからの期間を取り上げています。彼の、危機対応、再起力、企業再建とその種まき、変革の舵取りについて、実体験をあますことなく文字で表現しています。

  1. 中核事業である携帯電話をマイクロソフトに売却した。
  2. ノキアシーメンスネットワークの100%所有権獲得。
  3. フランスのアルカテル・ルーセントの買収。

この大きな3つの意思決定を支えたのが、「3種の神器」と呼ばれる思想だ。

  • 起業家的リーダーシップ
  • パラノイア楽観主義
  • シナリオ・プランニング

この3つは今後の僕の考えの中にも生かしていきたいです。ちょっと内容に踏み込んで書きすぎてしまいましたが、この辺で終わらせておきます。良い本なので、是非読んでください。

この本が読みたい方は、こちらです。⬇️⬇️⬇️

NOKIA 復活の軌跡

NOKIA 復活の軌跡

  • 作者:リスト シラスマ
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2019/07/04
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

最後まで読んでくださいまして、ありがとうございます。読者の方に感謝です。

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