フミヒロの読書記録~良書で人生を変えよう~

良い本を読んで、思考と行動を変えましょう。僕の読んだ本と読みたいお勧め本を紹介していきます。

1冊10分で読める本の要約サービス付き『全員の才能を極大化する 最高の組織』

最高の組織──全員の才能を極大化する

この本も現在の勉強の一環として「課題本」として読んだのだけれども、あまりに内容が良かったので大ファンになりました。組織論の本なのですが、現状の日本の課題をあぶりだすビジネス本でした。読み易い工夫もしてあります。

壁を超える!1冊10分で読める本の要約サービス「flier(フライヤー)」創業者が明かす「成長しつづける会社」の絶対条件。

第1章 あらゆる組織が直面する課題
第2章 これからの成長組織が向かうべき方向性
第3章 人材採用と人材育成の心得
第4章 これからのリーダーシップとは
第5章 新しい組織論を適用したフライヤーの運営方針
第6章 社会への提言

この本の中で、ステークホルダーについての記述があります。この意味は企業や行政、NPOなどの直接的・間接的な利害関係者のことを指しますよね。 僕はこの意味を理解していたつもりでいました。でも、優先順位ってあるんでしょうか?

切り口やその状況によって優先順位は変わると思っていたのですが、本当にそうなんですかね?日本の社会での教えの中に「個人」が抜け落ちているので、こういう考え方になってしまうんです。ここから考え直さないといけないなぁと思います。

こんな色々なことを考えさせてくれる良書でした。是非、読んでみてください。

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『全員の才能を極大化する 最高の組織』内容紹介

我々が、出世と成功を目標としていた時代は過ぎ去った。
過去の日本型企業は、会社が定めた定期的な異動や評価に対して、従順な従業員が多かったかもしれない。
しかし、今やそんなトップダウン型の人事制度は維持できなくなっているのだ。

メンバーの生きる目的に合わせた仕事の提供、副業(複業)解禁を含めた働き方改革、エンゲージメント向上、イノベーション推進など、人事セクションや経営層に課された課題は山積されている。今までの組織運営から変化すべきタイミングがもう来ているのだ。1人のビジネスパーソンとして、会社に半生をささげる決意で就職を決めている人は少数派ではないだろうか。


15年ほど前に筆者が初めて就職した際、3年間は続けるイメージを持っていたが、それ以上の期間を捧げる覚悟はまったく定まっていなかった。大学生のときに得られる限られた情報で一生を決めることなんてできない、と思っていたからだ。
現在、今後50年確実に続くと断言できる会社が果たして存在しているだろうか。
さらに、働く側として、一生今の興味関心が続き、その会社が働く場として最適であり続ける保証はあるだろうか。
本当はみんな、その答えを持っているはずだ。
そのように断言できる会社は存在しないのである。
10年間、経営コンサルタントとして勤めていた際の私は、組織改革や組織変更を行うことが好きではなかった。
小手先のテクニックやノウハウに頼った改革で、会社が根本から変わることはほとんどなかったからだ。しかし、会社を立ち上げて5年が経ち、その考え方は全く変わった。人を深く理解して、組織運営に活かすことは、
あらゆる企業にとって極めて重要だ。

中略

組織をちゃんと理解しようとするならば、まずは人に対する洞察を深めなければならない。
メンバーの人生の目的を、それぞれの人が本来持っているものから「予算を達成し、会社の成長に貢献すること」に上書きしようとしてはいけない。そんなことが一度しかない人生の目的になるはずがない。
人生の目的は人それぞれだが、一人ひとりが毎日を彩りあふれる世界に生き、その人にとっての幸せな生活を追求することの方がよっぽど大切だ。
給与は我慢の対価ではない。我慢を強いる組織にして、メンバーの目を曇らせてはいけない。職場であっても、厳しい上司、長時間勤務、明確な指揮命令系統、年功序列に象徴される社風は徐々に少数派になっていくだろう。
若ければ若い人ほど、そのような価値観に対して、距離感を感じているように見える。
これからの成長組織は、もっと笑顔が溢れ、自然体で過ごし、信頼できるメンバーに囲まれて過ごすような、人本来の感性に近いものになっていく。 (アマゾン内容紹介を引用)

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最高の組織──全員の才能を極大化する

最高の組織──全員の才能を極大化する

  • 作者:大賀 康史
  • 出版社/メーカー: 自由国民社
  • 発売日: 2019/03/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

最後まで読んでくださいまして、ありがとうございます。読者の方に感謝です。

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