とても力になる本でした
かなり時間をかけてこの本を読み終えました。何度も咀嚼するように繰り返し読んでみたからです。そうやって時間をかけて読まないともったいない本でしたし、今までの自分のあり方を考え直す機会をくれた本でした。
簡単に言えば、答えばかりを探していた自分に、内面に問いを出して答えを探し続ける大切さを教えてくれた本です。単純に「正解」を求めて、それで止まってしまっていた僕にとって、この本は驚くような解をくれました。
人間関係の構築においても、それまではバッサリと切り捨ててきた僕なのですが、少し心に余裕をもって、ゆっくりと自分の責任と境界線を意識しながら考えることができるようになってきたと思います。まだまだ進化中ですけどね。
そんな、山田ズーニーさんの『話すチカラを作る本』を紹介します。
『話すチカラ をつくる本』内容紹介
■なぜあなたの話は通じないのでしょうか?
日常的なこんな疑問。でも「よく生きる」には避けて通れない疑問です。
この本は真っ向勝負でこの疑問に応えていきます。
「伝わる話」の条件から、「お詫び」「お願い」「説得」「励まし」「誤解を解く」「初対面でも信頼される方法」まで満載です。
■あなたの話が通じないのはあなたに才能がないわけでも能力がないわけでもありません。「話すチカラ」をつくっていないからなんです!
■話すチカラとは?
=自分の想いをきちんと言葉にして相手に伝え、望む状況を切り拓いていく力、コミュニケーションとは自分と相手の間に橋を架けるような行為です。伝わらない話はその橋が不安定だったり、不完全だったりします。
以下の7つの質問に答えながら、自分と相手との間にどんな橋がかかっているのか、再点検しましょう。もしかしたら一歩通行の橋だったり、伝えたい相手以外に架かっている橋だったりしませんか?1・相手から自分はどう見られていますか?
2・一番言いたいことは何ですか?
3・なぜそう言えますか?
4・目指す結果は何ですか?
5・どんな問いに基づいて話してますか?
6・相手から見たら、あなたの言っていることは何?
7・あなたの根っこにある想いは?■小論文指導のエキスパートである山田ズーニー先生の表現教育のワークショップは「言いたいことがうまく言葉にできる!」「自分らしい言葉にできる!」と全国で感動を生んでいます。
本書でぜひ相手の心に橋をかけるうまい方法を知り、「言いたいことをうまく言
葉にできる」歓びを味わってください!「対人関係能力」と「想いを言葉にする歓び」が500円で手に入るなんて、とても嬉しいことだと思うのす。ページをめくれば、そこに「発見」と「歓び」があります。
■NHK教育テレビで伝授したメソッドを完全収録!
本書は、日本放送出版協会より刊行され大好評だった『想いが通じる! コミュニケーションレッスン』を収録、加筆、改題したものです。人気アートディレクター寄藤文平氏によるイラスト&デザインでより楽しい1冊に生まれ変わりました!
目次
1章 7つの要件で想いは伝わる!
2章 おわび・お願い、人を説得する技術
3章 共感の方法ーー人を励ます・誤解を解く
4章 信頼を切りひらく! メッセージの伝え方
僕はこの本をちょくちょく手にとって読み返そうと思っています。いまだから感じられること、未来だから変わって感じるとこと、毎日のようにその変化を意識しながら、新しい道を模索して行こうと計画しています。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。読者の方に感謝です。