古本屋で購入したすごい本
僕はこの本を円頓寺商店街の古本市で手に入れました。この本のことを知っていたわけではないのですが、読み始めたら、僕が常々「気をつけなくちゃいけないなぁ」と思っていることを警告してくれているので、ありがたいです。
時々自分の思考が知らないうちにコントロールされていることに気づくようになりました。そのコントロールは、親からだったり、学校からだったり、新聞・テレビだったりするんですが、とにかく恐怖を煽られているのです。
そんなことの対策は感情を逆なでしてくる恐怖によって「やらなくてはならないこと」を徹底的に吟味して「やらなくてもいいよ」という状態にしなくてはなりません。そこまで行くのが難しい人のために、この本で勉強しましょう。
pha(ファ)さんの『しないことリスト』です。
『しないことリスト』内容紹介
これが、ラクを極めた人の「頭の中」。所有しない、努力しない、期待しない…。本当はしなくてもいいことを手放して、「自分の人生」を取り戻そう。仏教の教えや哲学者の言葉などを引用しながら提案する「ラクしたい人」の脱力系自己啓発書!
そうです。まさに文章だけみているとぐうたらしているように見えます。でも、本質的な知的生産を止めるなんて一言も書いてありません。世の中の人たちが重要と位置つけしていることを、もう一度見直すとそうでもないよと言っているのです。
なかなかすごい本です。是非、繰り返し読みたいですね。