フミヒロの読書記録~良書で人生を変えよう~

良い本を読んで、思考と行動を変えましょう。僕の読んだ本と読みたいお勧め本を紹介していきます。

喜多川泰さん『株式会社タイムカプセル社 〜十年前からやってきた使者〜』人生はいつでもやり直せる

f:id:fumihiro1192:20240308211813j:image

2016年4月に読んだと記録にあるのですが、すっかりと忘れてしまっていまして、再度本屋さんで購入してきて積んだままになっていました。気合を入れて今日読みました。一日で読み切るにはちょうど良いくらいの内容とボリュームです。

喜多川泰さん、とても上手に本の世界に誘ってくれる達人です。『株式会社タイムカプセル社 〜十年前からやってきた使者〜』とってもお勧めです。疲れている時には、とっても良い栄養剤になると思いますよ。是非とも、読んでみてください。

内容紹介です

新しい人生を始めよう。何度でも。

人生は、いつでも、何度でも、どこからでも、やり直せる。
人は日々の生活の中で、自分が抱いていた夢や希望をいつの間にか忘れてしまう。
5人の登場人物は、十年前の自分が未来の自分に宛てて書いた手紙を読むことを通して、
自分が素直な気持ちで実現したかった夢、抱いていた希望に気づく。
そして自分自身からのメッセージに背中を押され、前に進み始める。

その手紙を届ける主人公自身もまた、5人の人生に触れていく中で、自分の本音に気づき、新たな人生の一歩を踏み出す。

感動のストーリーとともに人生の再出発への勇気を贈る喜多川泰、デビュー10年目の最高傑作。(Amazon内容紹介引用です)


僕の長女が突然「誕生日には家族全員から手紙が欲しい」と言い出しました。LINEでメッセージ配信されてきたのですが、もう家族といってもバラバラに住んでいるので、そんな願いが叶うのかなと思っていたのですが、無事に叶ったようです。

読み終えて泣きながら動画を配信する長女の姿が、これもLINEで送られてきました。いくつになっても、どんな時代でも手紙って良いモノみたいですね。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。読者の方々に感謝です。

あわせて読んで欲しい関連記事

fumihiro1192.hateblo.jp

fumihiro1192.hateblo.jp

fumihiro1192.hateblo.jp

fumihiro1192.hateblo.jp

fumihiro1192.hateblo.jp

成田名璃子さんの『東京すみっこごはん』しっかり泣ける連作小説でした@ひとしずくお届け便

f:id:fumihiro1192:20240306214229j:image

「ひとしずくお届け便」が届きました。詳細は、以下の記事を読んでください。

fumihiro1192.hateblo.jp

僕も注文したので、無事に届いたのです。さすが「ひとしずく」の店長さんのセレクトしてくれた本だけあります。しっかりと泣かせていただきました。ほどよいストレス発散になりました。やっぱり小説は良いですね。

読みたい方は、こちらからどうぞ!

内容紹介です

商店街の脇道に佇む古ぼけた一軒屋は、年齢も職業も異なる人々が集い、手作りの料理を共に食べる“共同台所”だった。イジメに悩む女子高生、婚活に励むOL、人生を見失ったタイ人、妻への秘密を抱えたアラ還。ワケありの人々が巻き起こすドラマを通して明らかになる“すみっこごはん”の秘密とは!?  美味しい家庭料理と人々の温かな交流が心をときほぐす連作小説!

f:id:fumihiro1192:20240306214225j:image

とっても良かったです。ラストに近づくにつれ、泣けて泣けて。こういう読書体験はいいですね。是非とも、お勧めします。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。読者の方々に感謝です。

あわせて読んで欲しい関連記事

fumihiro1192.hateblo.jp

fumihiro1192.hateblo.jp

fumihiro1192.hateblo.jp

宮島未奈さんの『成瀬は信じた道をいく』予測不能の面白さです!

f:id:fumihiro1192:20240209174547j:image

あまりに前作『成瀬は天下を取りにいく』が良かったので、続編も購入してきて読んでみた。僕の読書心は大満足でした。こういう当たりの小説を毎日読みたい。このハードルは途轍もなく難しいけれど。
f:id:fumihiro1192:20240209174551j:image

成瀬の人生は、今日も誰かと交差する。「ゼゼカラ」ファンの小学生、娘の受験を見守る父、近所のクレーマー主婦、観光大使になるべく育った女子大生……。個性豊かな面々が新たに成瀬あかり史に名を刻む中、幼馴染の島崎が故郷へ帰ると、成瀬が書置きを残して失踪しており……!? 読み応え、ますますパワーアップの全5篇!

この本が読みたい方は、こちらから

実に面白かった。これを読んで感動していたら、納富さんがこっちも読んでみたらどうだというメッセージをくれた。購入してきたので、明日からチャレンジしてみる。

読書は続くよ。どこまでも。そんな感じで浴びるように本を読み続けたい。

宮島未奈さんの『成瀬は天下を取りにいく』簡単に考えて行動すれば良し!

今日は大変忙しくて本を読んでいる暇はなかったはずなのに、ちょっとだけと思って気分転換にこの本を手に取ったら最後まで読んでしまった。

すごく良い本だった。僕の生きる指標にしたいと思う。

僕は小学校の頃、クラスに溶け込めなくて孤立していたように思う。証拠はない。いじめられていたのかも定かではないが、ぼーっとしていたように思う。

それは中学校に入っても、高校に入っても続いた。どうでも良いと思うことも多かったが、譲れないことも多かった。でも何か見つけないとと焦っていた。

なんとか就職しても、その状態は続いた。しつこくガタガタ言ってくる輩が何人かいたので、ちょっと本気で立ち向かうとナメクジのように消えていった。

喧嘩しても良いから勝つまでやれば負けないし、そこには才能なんかいらないということがよくわかった。自分の土俵で負けなければいいのだ。

幸せに生きていく方法はいくらでもあるし、ちゃんと手順を踏んで求めれば応えてくれる人もたくさんいる。ナメクジとは付き合っちゃいけない。それだけ。

そんなことがこの本に書いてあるし、教えてくれる。ナイスな読書だった。

2020年、中2の夏休みの始まりに、幼馴染の成瀬がまた変なことを言い出した。
コロナ禍に閉店を控える西武大津店に毎日通い、中継に映るというのだが……。
M-1に挑戦したかと思えば、自身の髪で長期実験に取り組み、市民憲章は暗記して全うする。
今日も全力で我が道を突き進む成瀬あかりから、きっと誰もが目を離せない。
2023年、最注目の新人が贈る傑作青春小説!

青山美智子さんの『猫のお告げは樹の下で』心が温まる連作短編集です

f:id:fumihiro1192:20240119201342j:image

購入してからずいぶんと時間が経ってしまったのですが、やっと青山美智子さんの『猫のお告げは樹の下で』を読むことができました。昨日の夜、突然神の啓示を受けたかのように読み始め、先ほど読み終えました。なんとも幸せな読了感です。

彼女の小説は、あたたかいです。僕の心の中に燻っているものをそっと取り上げて再生してくれます。もう一回読むとまた新しい発見があったり、新しい自分を探せたりするかもしれないので、チャレンジしてみようかなぁと思っています。

おすすめの青山美智子さんの連作短編集です。
f:id:fumihiro1192:20240119201346j:image

ざっくり内容紹介

失恋のショックから立ち直れないミハルは、ふと立ち寄った神社で、お尻に星のマークがついた猫――ミクジから「ニシムキ」と書かれたタラヨウの葉っぱを授かり、「西向き」のマンションを買った少し苦手なおばの家を訪れるが……。中学生の娘と仲良くなりたい父親。なりたいものが分からない大学生……。なんでもない言葉をきっかけに、思い悩む人たちの世界がガラッと変わっていく――。 お告げの意味に気づいたとき、ふわっと心があたたかくなる。7つのやさしい物語です。

あわせて読んで欲しい関連記事

fumihiro1192.hateblo.jp

fumihiro1192.hateblo.jp

fumihiro1192.hateblo.jp

覆面作家:梶山三郎『トヨトミの世襲』ついに完結か!

f:id:fumihiro1192:20240106221907j:image

3部作がついに完結したのだそうだ。実に念入りに、そして綿密に取材で拾い上げたネタを磨き上げて、ここまでの小説にしたんだろうなぁと思える内容でした。

僕たちが知りうる新聞や雑誌での情報以上に事態は進んでいて、日本は世界と戦うために土俵際どころか、追い詰められた状態なんでしょうね。よくわかります。

一体、会社とは、組織とは、考えさせてくれる良い本でした。上司に気に入られなくては、報復人事が待っている会社などいくらでもありますよね。

ますます、これからはサラリーマンなど人気のない職業になっていってしまうでしょうね。そのあたり、とっても心配になりますけど。

読み応えもあり、良い読了感。是非とも読んでみてくださいね。

できたら、3部作全部読むのも良いかも。

何となく悪意を感じるのは僕だけでしょうか。

この本の内容紹介

気鋭の経済記者が「覆面作家」となって、初めて書くことができた「世界一の自動車メーカー」禁断の真実。あまりに詳しすぎる内部情報や関係者しか知らない極秘ネタを小説に偽装したノンフィクションではないか……そう噂され、発売と同時にベストセラーとなった超問題作『トヨトミの野望』と続編『トヨトミの逆襲』。その「完結作」がついに発売! 

世界中を襲った未曾有のパンデミックのなか、巨大自動車会社トヨトミも待ったなしのEV(電気自動車)シフト転換を迫られていた。しかし、販売ディーラーの相次ぐ「不正事件」や持ち株比率たった2%の創業家の「世襲問題」など暗雲が垂れ込める。カギを握るのは“トヨトミの母”と呼ばれる元女優の謎の老女。彼女がひた隠す「豊臣家の秘密」とは──。

「本書の内容のどこまでが事実でどこまでがフィクションなのか。これについて、巨大自動車企業に極めて近い経営者は99%が事実と私に言い切った」(夏野剛氏、『トヨトミの野望』文庫版解説より)綿密な取材をもとに描き、経済界を震撼させてきたトヨトミシリーズ。(小学館の内容紹介を引用してあります)

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。読者の方々に感謝です。

あわせて読んで欲しい関連記事

fumihiro1192.hateblo.jp

fumihiro1192.hateblo.jp

fumihiro1192.hateblo.jp

2024年「ひとはこ書店」の店主として頑張ってみます!(愛知県瀬戸市:本・ひとしずく)

「本・ひとしずく」(愛知県瀬戸市)さんの場所をお借りして、ひとはこ書店の店主として活動を始めることにしました。どのみち、今後も浴びるように本を読もうと決めているので、この活動はいい刺激になると思うのです。是非、応援お願いします。

僕が読んで良かった本をここに値段をつけて置いておくのです。もちろん、すべて半額以下という値段をつけたはず。程度の良い、なるべく新鮮で面白い本を並べてありますお立ち寄りの際は、是非とも覗いてやってくださいね。

 note.com

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。読者の方々に感謝です。

あわせて読んで欲しい関連記事

fumihiro1192.hateblo.jp

fumihiro1192.hateblo.jp

fumihiro1192.hateblo.jp

fumihiro1192.hateblo.jp

fumihiro1192.hateblo.jp