これは小説だったのだろうか、それともエッセイだったんだろうか、読み終わってもよくわからない不思議な読了感でした。
認められたくて、必死だったあいつを、お前は笑えるの? 青山の占い師、80億円を動かすトレーダー、ロレックス・デイトナを巻く漫画家……。著者自身を彷彿とさせる「僕」が、怪しげな人物たちと遭遇する連作短篇集。彼らはどこまで嘘をついているのか? いま注目を集める直木賞作家が、成功と承認を渇望する人々の虚実を描く話題作!
確かに僕もブロガーを名乗っているのに、足元がぐらぐらとするような感覚を味わいました。さすが、新進気鋭の小川哲さんですね。
今年のGWにふさわしい読書だったと思います。
よろしければ、読んでみてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。読者の方々に感謝です。