フミヒロの読書記録~良書で人生を変えよう~

良い本を読んで、思考と行動を変えましょう。僕の読んだ本と読みたいお勧め本を紹介していきます。

『日産自動車 極秘ファイル2300枚』絶対権力者と戦ったある課長の死闘7年間

日産自動車 極秘ファイル 2300枚―「絶対的権力者」と戦ったある課長の死闘7年間

 読み始めると吸い込まれるようにこのストーリーに引き込まれていきます。会社という組織を知っていればいるほど、納得の出来る内容です。自分たちの日常にある「仕事」が、どのように腐っていくのかよくわかります。

腐っていても気がつかない場合もたくさんあります。壊れてても自動車と同じように動いてしまったり惰性で進んでしまって気がつかないことが多々あるからです。そこに乗っていたい人もいて、進み続けてしまうのです。

この本は『東芝 不正会計 底無しの闇』『シャープ崩壊』よりも読みやすかったです。毎日のようにカルロス・ゴーンさんの動向記事を読んでいる僕たちですが、こういう本のほうが勉強になるでしょうね。是非ともおすすめします。

僕は、会社の労働組合の役員を4年ほどやっていたことがあります。完全に職場を離れて出向していたのですが、そのときに近所の奥様がうちに来て「会社ににらまれるとロクなことがないから早くやめなさい」と進言してくれました。

その当時は全く耳を貸さなかったし、実際にそんなこと起きるわけないと思っていたのですが、実際にはドロドロした歴史があったんですね。この本を読んで、実際に見につまされる思いでした。とても勉強になりましたよ。

では、本書の内容紹介をさせていただきます。

『日産自動車 極秘ファイル2300枚』内容紹介です

日産自動車 極秘ファイル 2300枚―「絶対的権力者」と戦ったある課長の死闘7年間

日産自動車 極秘ファイル 2300枚―「絶対的権力者」と戦ったある課長の死闘7年間

 

 衝撃の緊急出版!

カリスマの腐敗と堕落
歴史はまた繰り返された!

そして今回のゴーンショックにつながる組織の腐蝕は
どのように生まれのか?

緊急逮捕されたカルロス・ゴーンがやってくる
13年前、日産の経営を凋落させる原因を作った労組問題。
日産圏二三万人の頂点に君臨したのが
「労働貴族」こと塩路一郎だった。

その絶対的権力者に
「義憤」を感じ、たった一人立ち上がったサラリーマンがいた。
これは個人が会社を変えられるのか、
を追ったドキュメントである。

著者が墓まで持っていくと決めていた
日産自動車「極秘ファイル」の全貌がいま、明らかになる。

たった1人の「義憤」は会社を変えられたか?


目次

はじめに
第1章 日産を蝕む「エイリアン」を倒す
第2章 戦う社長の登場
第3章 古川幸氏の追放劇
第4章 石原政権最大の危機
第5章 ゲリラ戦の開始
第6章 辞職も覚悟した「佐島マリーナ事件」
第7章 組織戦――義憤の戦い
第8章 塩路体制、ついに倒れる
第9章 戦いは何を変え、何を変えなかったのか
おわりに 

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