僕は文房具朝食会@名古屋というコミュを運営しているのですが、この話題の「円頓寺」でやってます。本当にたまたまなのですが、知り合いのノートとカフェのお店No detail is small というお店がここでオープンしたからです。
それほどさえない商店街という感じだったのですが、イベントがあったり、お祭りがあったり、新しいお店が次々出来たりして、結構観光客の人がくるようになりました。道行く人にどこから来たの?と、聞くと全国の地名が帰ってきます。
ここまで息を吹き返すには相当の戦略があったみたいですね。僕たちはあまり気にもかけていなかったのですが、この本を読むと「活気」をどう呼び込んだのかよくわかります。確かに「巴里祭」などは身動き出来ないほどですからね。
今日はそんな『名古屋円頓寺商店街の奇跡』を紹介します。
『名古屋円頓寺商店街の奇跡』内容紹介(アマゾン引用)
名古屋駅から徒歩15分。地元でもっとも古くからあると言われ、大正から昭和にかけて隆盛を極めた商店街は、日本各地の商店街同様、人々の消費スタイルの変化と後継者不足から、「緩慢な死」へと向かいつつあった。
ある日、そこにひとりの建築家が縁を持ったことから、街は静かに、そして確実に息を吹き返し、全国、そして海外からも注目される活気に満ちた商店街へと生まれ変わる。
コンサルティング会社や自治体主導の「絵に描いた餅」で「お仕着せ」のプランとは真逆の、人間味に溢れた地道な街づくり、人づくりの物語から見えてくる、シャッター街再生のまったく新しいビジネスモデル! 空き家・空き店舗を繁盛店に甦らせた秘策がここに。
実は今日の毎日新聞の朝刊の『今年の3冊』という本の特集で紹介されていたんです。ほぼ毎週のように通っている円頓寺にちなんだこの本を紹介していないなんて、申し訳ないので急いでアップしました。今年に間に合って良かったです。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。感謝です。
「商店街再生」というキーワードで気になる本
イギリスに学ぶ商店街再生計画―「シャッター通り」を変えるためのヒント
- 作者: 足立基浩
- 出版社/メーカー: ミネルヴァ書房
- 発売日: 2013/10/01
- メディア: 単行本
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- 作者: 三浦展,神奈川大学曽我部昌史研究室
- 出版社/メーカー: 洋泉社
- 発売日: 2008/12/02
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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フラノマルシェの奇跡: 小さな街に200万人を呼び込んだ商店街オヤジたち
- 作者: 西本伸顕
- 出版社/メーカー: 学芸出版社
- 発売日: 2013/07/25
- メディア: 単行本
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