フミヒロの読書記録~良書で人生を変えよう~

良い本を読んで、思考と行動を変えましょう。僕の読んだ本と読みたいお勧め本を紹介していきます。

【驚愕の経済本】『東芝 不正会計<底なしの闇>』~会社員で管理職なら読んでおこう!~

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さすが経済プレミア編集長の今沢真さんが書かれた本だけあって、生々しさ抜群の本でした。正直、ここまで面白いとは思いませんでした。『東芝不正会計』というタイトルも衝撃的ですが、<底なしの闇>というサブタイトルもじわじわと響きます。

この問題は大きな会社であればあるほど抱えている問題をはらんでいると思います。以前、大前研一氏が「集中と選択」が起こした問題とコラムに書いていました。僕にはもっと奥深い問題のような気がしてしかたありません。

さあ、この本を読んで何を感じるのかは貴方次第だと思います。お勧めです!特に40歳以上で会社務めしている人には良い本だと思いますよ。

東芝 不正会計 底なしの闇

『東芝 不正会計』内容紹介 

暴かれる「名門」の正体。「チャレンジ」という魔の言葉で始まった粉飾。歴代トップと監査法人の責任は? 隠蔽された米原発子会社「減損」の意味は……。

リーマン・ショックと福島原発事故が直撃、チャレンジ=利益水増し強要、大リストラ、トップの激しい抗争、米原発子会社ウェスチングハウス1600億円減損、監査法人の節穴監査、赤字額5500億円の衝撃・・・・・・。あなたの会社は大丈夫か?  

『東芝 不正会計』章別構成紹介

<目次>
序 発端

第一章 緊迫の株主総会
1 株価急落 /2 「役員は全員去れ! 」株主の怒りの声/3 「納得できず」株主あきれ顔/4 証券取引等監視委員会への内部告発?

第二章 「チャレンジ」魔の言葉
1 第三者委員会の報告書/2 たった3日で119億円利益水増し/3 過剰なまでの利益至上主義/4 「私は指示していない」田中社長の辞任会見

第三章 第三者委報告書が明かさなかった三つの謎
1 西田、佐々木両氏の激しい対立/2 ウェスチングハウスの経営問題/3 監査法人の責任問題

第四章 迷走をはじめた「室町体制」
1 財務制限条項/2 「消去法社長」室町氏/3 有価証券報告書の提出を再延長/4 2度目の株主総会

第五章 広報に丸投げした歴代社長提訴の説明
1 土曜午後の決算発表/2 苦しみに歪んだ広報担当者の表情/3 役員責任調査委員会の報告書

第六章 ウェスチングハウス1600億円減損の驚きと疑問
1 隠蔽された子会社の減損/2 東証の開示義務違反/3 社外取締役も知らなかった?子会社損失隠し/4 「原発46基受注」東芝バラ色の予測/5 海外では通用しない「二重基準」

第七章 残された困難な課題
1 監査法人の「節穴監査」を厳しく断罪/2 第三者委員会の報告書の「罪」

第八章 赤字額5500億円の衝撃
1 年末の株価急落/2 残されたアキレスけん/3 東芝の再生に向けて

あとがき 

東芝 不正会計 底なしの闇

東芝 不正会計 底なしの闇

 

会社の「仕事」について考えてみるのも良いですね♪(過去記事紹介)

fumihiro1192.hateblo.jp

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