フミヒロの読書記録~良書で人生を変えよう~

良い本を読んで、思考と行動を変えましょう。僕の読んだ本と読みたいお勧め本を紹介していきます。

知事の影響力の本質に迫る!東国原英夫の『知事の世界』

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今から紹介するのは、東国原英夫さんの『知事の世界』です。

 

少しも気になっていなかった本なのですが、読み始めたら面白かったです。知事の仕事がどうこうというよりも「人生論」として読むと良いと思います。自分の評価、他者の視線、バランス感覚などの勉強になります。

 

これからの未来は、思い描いたような未来が広がっているわけではないかもしれませんが、どこまで意図的に素敵にできるのかが人生だと思います。そんな僕らに勇気をくれる素敵な新書です。おすすめします。

 

 

『知事の世界』内容紹介。

 

国家の礎は地方にある。だが、現実は、逼迫した財政に苦しむ瀕死の自治体ばかりだ。その最たる存在であった宮崎県が、東国原知事の誕生で息を吹き返した。メディアを使った巧みなPRで観光客、県産品の売上は増加。県職員の士気も上がり、率先して組織改革を進めるほどだ。人口一一四万人の県が、トップの交代でここまで変わる。知事のもつ影響力とは何か?宮崎県を地方変革と日本再生の新しいモデルにした知事の全貌がわかる。

 

『知事の世界』著者さん紹介。

 

東国原/英夫
宮崎県知事。1957年宮崎県都城市生まれ。専修大学卒業後の80年、「笑ってる場合ですよ!」への出演をきっかけにビートたけしの一番弟子となる。以後、そのまんま東の芸名でたけし軍団のリーダーとして活躍。2000年4月早稲田大学第二文学部入学、04年3月卒業。同年4月、再び早稲田大学政治経済学部に入学したが、06年3月退学。07年1月の宮崎県知事選に立候補して、見事初当選を遂げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 

知事の世界 (幻冬舎新書)

知事の世界 (幻冬舎新書)

 

 

 

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【注目の本】実証された数学マーケティングの力!『確率思考の戦略論』

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ビジネス書の良いところは即効性があるところです。生活を即座に変えてくれる力を持っています。そういう作用を求めて僕はビジネス書を読んでいます。

 

今日紹介する本は『確率思考の戦略論』

 

とても良い本です。実際の僕たちの思考回路をロジカルにしてくれるので、とても参考になるビジネス書です。ぜひぜひ、読んでみてはいかがでしょうか?このくらいの少額投資で一生使える考えが勉強できるなら本当にお得ですよね。

 

僕たちは毎日少なからず「確率」を意識して生活しています。ビジネスの世界ならなおさらですよね。より割のいい条件で戦えること、そしてより収益性の高い仕事になるように努力しているはずなのです。

 

そういう我々の地味な努力を徹底的なロジックで説明してくれます。

 

この本を読めば、戦略の確率について事前に知ることが出来るようになります。そして、コントロール出来るところがどこなのかを知ることが出来ます。さらには、その強みを使って成功確率を劇的に高めることが出来るようになるのです。

 

無意識のうちに情緒的な意思決定をしてしまいがちな僕たちの将来を明るくしてくれる本なのです。

 

 

 

『確率思考の戦略論』内容紹介。

 

ビジネス戦略の成否は「確率」で決まっている。その確率はある程度まで操作することができる。八方塞りに思える状況でも、市場構造や消費者の本質を理解していると、勝てなさそうに見える局面や相手に対しても勝つチャンスのある戦い方、つまり勝つ確率の高い戦略を導き出すことができる。その戦略を導か出すのが「数学マーケティング」である

 

確率思考の戦略論  USJでも実証された数学マーケティングの力

 

 

確率思考の戦略論  USJでも実証された数学マーケティングの力

確率思考の戦略論 USJでも実証された数学マーケティングの力

 

 

これから章別構成(目次)を紹介します。ここをみて感じてくださいね。

 

◆目次

序章 ビジネスの神様はシンプルな顔をしている

第1章 市場構造の本質

第2章 戦略の本質とは何か?

第3章 戦略はどうつくるのか?

第4章 数字に熱を込めろ!

第5章 市場調査の本質と役割 ープレファレンスを知る

第6章 需要予測の理論と実際 ープレファレンスの採算性

第7章 消費者データの危険性

第8章 マーケティングを機能させる組織

巻末解説1 確率理論の導入とプレファレンスの数学的説明

巻末解説2 市場理解と予測に役立つ数学ツール

終章 2015年10月にUSJがTDLを超えた数学的論拠

 

 

 

合わせて読みたい森岡毅さんの本。

 

USJを劇的に変えた、たった1つの考え方  成功を引き寄せるマーケティング入門

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USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか? (角川文庫)

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合わせて読みたい僕の読書ブログを紹介します。

 

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人間関係で折れそうになった時は、この本!『それでもなお、人を愛しなさい』

それでもなお、人を愛しなさい―人生の意味を見つけるための逆説の10カ条

 

 

毎日のように人に会って、会話して、気を使うので疲れます。会っても疲れない人とだけ会って時間を使っていたいのですが、そういうわけにも行きません。人間関係に折れそうになった時は、この本を読むと良いと思います。

 

そこから逃げ出すのではなく、しっかりと向き合えるはずですよ。

 

僕はノートの最初のページに、この全文を書いて心を奮いたたせてます。近くに置いて読み返したい良書です。オススメします。

 

 

『それでもなお、人を愛しなさい』内容紹介。 

 

「家庭も職場も愛が希薄な時代だからこそ、心に留めてほしい本」(巻末解説より)佐々木常夫(東レ経営研究所特別顧問)
「逆説の10カ条は、枕元に置くべき魔法の薬です。染み込む言葉に、元気と勇気が溢れ出します」神田昌典(作家・経営コンサルタント)

「人は不合理で、わからず屋で、わがままな存在だ。それでもなお、人を愛しなさい」

「成功すれば、うその友だちと本物の敵を得ることになる。それでもなお、成功しなさい」

「何年もかけて築いたものが一夜にして崩れ去るかもしれない。それでもなお、築きあげなさい」……

マザー・テレサの心を揺さぶり、ビジネスリーダーからロックスターまで、世界中の人々を勇気づける珠玉の人生訓「逆説の10カ条」。提唱者がその真髄を明かす。より良く、より深く、最高の人生を送るための1冊(解説/佐々木常夫)。

*本書は、早川書房より2002年8月に刊行した『それでもなお、人を愛しなさい』の新装改訂版です。

 

それでもなお、人を愛しなさい―人生の意味を見つけるための逆説の10カ条

それでもなお、人を愛しなさい―人生の意味を見つけるための逆説の10カ条

  • 作者: ケント・M・キース,Kent M. Keith,大内博
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2010/08/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • 購入: 5人 クリック: 177回
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【カリスマ経営者、真相を語る】流通王53年間のすべて 『鈴木敏文 孤高』

鈴木敏文 孤高

 

 

鈴木敏文さんの本が好きで結構読んでます。心に残るようなエピソードも多いですし、何より信念をもって経営に携わってきた人らしい重みのある普遍的な言葉が好きです。よくノートに書き写して読み返していたものです。

 

そんな彼の涙の引退は記憶に新しいところですが、もうその「真相」を教えてくれる本が出たそうなので紹介しておきますね。

 

『鈴木敏文 孤高』 です。

 

鈴木敏文 孤高

鈴木敏文 孤高

 

 

 

 内容紹介

日本を代表する巨大流通コングロマリット、セブン&アイ・ホールディングス。長く同社を率いてきたカリスマ経営者の鈴木敏文氏が、2016年5月に、経営の表舞台から退いた。

鈴木氏が退任に至るまで、異例の事態が続いていた。中核事業会社であるセブン-イレブン・ジャパンの社長人事に端を発した"お家騒動"は、「物言う株主の暗躍」「創業家の反撃」「取締役会内部の分裂」「カリスマが求めた世襲」など、さまざまな形で報じられた。

だが、日経ビジネスは改めて問いたい。鈴木敏文氏の退任とは、そんな近視眼的な言葉で済ませてもよいものなのか。日本にコンビニエンスストアという新しいインフラを生み出し、メーカーが支配していた流通業界の力関係を逆転させた立役者が、経営者・鈴木敏文氏である。一人のサラリーマンは、どのようにカリスマ経営者となり、巨大な流通コングロマリットを率いるようになったのか。そしてどんな壁に直面し、長い年月をかけて築き上げた「帝国」を去ることになったのか。

本書では2つのアプローチで真相に迫った。

1つは、鈴木氏本人の肉声である。日経ビジネスは鈴木氏の退任以降、述べ10時間に渡って本人への単独インタビューを重ねてきた。鈴木氏自身がその半生を振り返りながら、真相を語った。

もう1つは、セブン&アイの「2人のトップ」を知ることである。鈴木氏本人と、イトーヨーカ堂創業者でありセブン&アイのオーナーでもある伊藤雅俊氏。鈴木氏はトーハンからヨーカ堂に転じ、創業者である伊藤氏の信頼を勝ち取って幹部として台頭した。日経ビジネスは1970年代以降、40年以上に渡って伊藤氏と鈴木氏の取材を重ねてきた。歴史を振り返れば、「2人のトップ」の絶妙かつ微妙な関係がどのように誕生し、維持されてきたのかを知ることができる。創業オーナーとサラリーマン経営者。セブン&アイが巨大グループに成長する過程で、2人による特殊な統治形態が必要だったことは、本書を読めばよく理解できるはずだ。戦後の日本を変えたカリスマ経営者の半生を、本書で総括する。

 

≪主な内容≫
【1章】 鈴木敏文、半生を振り返る
 1節 「辞めさせられたわけではない」
 2節 「中内さんの下だったら、1年で辞めた」
 3節 「お金がなかったから、強くなった」
 4節 「業界のことなんて、何も知らない」
 5節 「コンビニは終わっていない」    他
【2章】 鈴木と伊藤、最強の2人
 1節 伊藤雅俊の実像 「夢追う大商売人」(1984年掲載)
 2節 建前を本音で実践 イトーヨーカ堂の美学(1985年掲載)
 3節 鈴木敏文の矜持 「己を殺して自我を貫く」(1986年掲載)
 4節 リーダーの研究 鈴木敏文 「成功体験を捨てよ」(1995年掲載)
 コラム  「伊藤さんと鈴木さんは"ニコイチ"」
 ライフコーポレーション清水信次会長が明かした2人の関係
【3章】 鉄壁のセブン帝国
 1節 成功体験が常勝集団を苦しめる(2001年掲載)
 2節 ミレニアム統合に込めた成長への執念(2006年掲載)
 3節 鈴木帝国の覚悟「血の入れ替え」(2013年掲載)
 4節 築き上げた「鉄の支配力」(2014年掲載)
 コラム  「鈴木さんも僕も、革命者だ」
 ニトリホールディングス似鳥昭雄会長が語る鈴木敏文氏の強さ
【終章】 舞台を降りたカリスマ

 

合わせて読みたいビジネス書。

 

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『予言者 梅棹忠夫』戦後最大の知性が遺した最後の予言とは?

予言者 梅棹忠夫 (文春新書)

 

『知的生産の技術』は、僕たちの青春時代に大きな影響を与えた良書だ。僕らの年代で知らない人はいないだろう。僕自身、読んで血肉になったかどうかは別にして、いつもそばにおいていた気になる本でありました。

 

そんな彼の名前がタイトルになった本が出たので、読まないわけにはいかないですよね。彼が示唆する「未来」が一体どんなものなのか、楽しみであります。出版されたばかりの新書ですので、紹介させていただきますね。

 

 

 『予言者 梅棹忠夫』内容紹介。

 

高度成長、ソ連崩壊、情報化社会、専業主婦の減少……数々の予言を的中させた戦後最大の知性が遺した「最後の予言」とは?

2010年に没した梅棹忠夫(国立民族学博物館名誉教授)は、往年のベストセラー『知的生産の技術』(岩波新書)の著者として有名である。
だが、梅棹の業績の真骨頂は、戦後日本社会の変化を予言し、しかもその予言がことごとく的中したことにある。京大理学部の秀才で専攻は生物学だった梅棹は、少壮の論客として颯爽と登場し、生態史観にもとづく独自の文明論をもってユーラシア大陸の勢力図を大胆に描きなおしてみせた。
敗戦直後の時代から、すでに日本の高度経済成長を予言。マルクス主義者や「進歩的文化人」から大批判を浴びるが、その予言どおり、日本は高度経済成長を謳歌した。また日本の家族制度の変化を検証し、「妻無用論」を発表。共働きの増加と専業主婦の激減を予測し、これも的中。オイルショックの20年以上も前から中東が国際政治の震源地になると予言。1960年代からソ連の崩壊、大阪の没落なども予測していた。そしてパソコンもない時代に「情報産業論」を発表し、今日の情報化社会を予言していた。
一方で、都市開発や文化行政のオーガナイザーとしても卓越した腕力を持ち、大阪万博や国立民族学博物館の立ち上げでは、官僚や政治権力者を巧みに操った。
「知的プレイボーイ」を自認し、理系文系の垣根を軽々と越えた。フィールドワークを得意とし、若手研究者らと喧々諤々の議論をすることを好んだ。実体験に基づくオリジナリティ溢れる意見を尊重し、権威を笠に着る学者を心底軽蔑した。
そんな梅棹は晩年、「日本文明は終焉に近づいた」という不気味な予言を遺していた。
梅棹はどのようにして自らの文明論を作り上げたのか? そして最後の予言の真意とは?
生前の梅棹を知る著者が、「知的プレイボーイ」の実像をあますところなく描く。

 

予言者 梅棹忠夫 (文春新書)

予言者 梅棹忠夫 (文春新書)

 

 

 

梅棹忠夫さんの気になる本。

 

知的生産の技術 (岩波新書)

知的生産の技術 (岩波新書)

 
文明の生態史観 (中公文庫)

文明の生態史観 (中公文庫)

 
日本とは何か―近代日本文明の形成と発展 (NHKブックス)

日本とは何か―近代日本文明の形成と発展 (NHKブックス)

 

 

合わせて読みたい僕の読書ブログです。

 

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直木賞受賞作を著者直筆サイン本で読もう!恩田陸『蜜蜂と遠雷』

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今日、JR名古屋高島屋の三省堂書店に行ったら、第156回直木賞を受賞した恩田陸さんの『蜜蜂と遠雷』のサイン本が売られていた。これは絶好のチャンスと思いまして速攻買いました。この勢いで一気読みしたいと思います。

 

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『蜜蜂と遠雷』内容紹介。

 

 俺はまだ、神に愛されているだろうか?

ピアノコンクールを舞台に、人間の才能と運命、そして音楽を描き切った青春群像小説。

著者渾身、文句なしの最高傑作! 

3年ごとに開催される芳ヶ江国際ピアノコンクール。「ここを制した者は世界最高峰のS国際ピアノコンクールで優勝する」ジンクスがあり近年、覇者である新たな才能の出現は音楽界の事件となっていた。養蜂家の父とともに各地を転々とし自宅にピアノを持たない少年・風間塵15歳。かつて天才少女として国内外のジュニアコンクールを制覇しCDデビューもしながら13歳のときの母の突然の死去以来、長らくピアノが弾けなかった栄伝亜夜20歳。音大出身だが今は楽器店勤務のサラリーマンでコンクール年齢制限ギリギリの高島明石28歳。完璧な演奏技術と音楽性で優勝候補と目される名門ジュリアード音楽院のマサル・C・レヴィ=アナトール19歳。彼ら以外にも数多の天才たちが繰り広げる競争という名の自らとの闘い。第1次から3次予選そして本選を勝ち抜き優勝するのは誰なのか?

 

 

蜜蜂と遠雷

蜜蜂と遠雷

 

 

 

合わせて読みたい僕の読書ブログで紹介した本。

 

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【第156回直木賞受賞作】恩田陸さんの『蜂蜜と遠雷』は最高傑作です!

蜜蜂と遠雷

 

今回で6度目のノミネートになりました恩田陸さん、無事に第156回の直木賞を受賞されました。おめでとうございます。構想12年、取材11年、執筆7年をかけた超力作のこの恩田作品を、今日は紹介しますね。

 

恩田陸さんは、面白いに決まっています。

 

でも『夜のピクニック』以来、少し遠ざかっていたんですよね。でも、この直木賞を受賞した作品は別格にすごいです。絶対に読んでほしい本です。内容はネタバレにならない程度に紹介いたします。

 

 

恩田陸『蜂蜜と遠雷』内容紹介。

 

 俺はまだ、神に愛されているだろうか?

ピアノコンクールを舞台に、人間の才能と運命、そして音楽を描き切った青春群像小説。

著者渾身、文句なしの最高傑作! 

3年ごとに開催される芳ヶ江国際ピアノコンクール。「ここを制した者は世界最高峰のS国際ピアノコンクールで優勝する」ジンクスがあり近年、覇者である新たな才能の出現は音楽界の事件となっていた。養蜂家の父とともに各地を転々とし自宅にピアノを持たない少年・風間塵15歳。かつて天才少女として国内外のジュニアコンクールを制覇しCDデビューもしながら13歳のときの母の突然の死去以来、長らくピアノが弾けなかった栄伝亜夜20歳。音大出身だが今は楽器店勤務のサラリーマンでコンクール年齢制限ギリギリの高島明石28歳。完璧な演奏技術と音楽性で優勝候補と目される名門ジュリアード音楽院のマサル・C・レヴィ=アナトール19歳。彼ら以外にも数多の天才たちが繰り広げる競争という名の自らとの闘い。第1次から3次予選そして本選を勝ち抜き優勝するのは誰なのか?

 

蜜蜂と遠雷

蜜蜂と遠雷

 

 

 

恩田陸さんのその他のお勧め作品。

 

終りなき夜に生れつく

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夜のピクニック (新潮文庫)

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ドミノ (角川文庫)

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