フミヒロの読書記録~良書で人生を変えよう~

良い本を読んで、思考と行動を変えましょう。僕の読んだ本と読みたいお勧め本を紹介していきます。

なぜ学び、なにを学ぶのか『16歳の教科書』〜流されない価値観を求めて〜

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「なぜ学び、何を学ぶのか」特別講義を開講していただいた。

 

この本は2007年に初版が出た新書なのだが、本当にすごい本だ。もちろん、内容も説得力がありすごいのだが、講師陣がすごい!この1冊には、僕らの人生を変えるくらいのパワーに満ち溢れている。ぜひ、読んでもらいたい。

 

(講師)

国語 日本語学者:金田一秀穂
数学 計算力の達人:鍵本聡
数学 行列のできる塾講師:高濱正伸
英語 感じる英語の提唱者:大西泰斗
理科 ベストセラー科学作家:竹内薫
社会 教育改革の旗手:藤原和博
心理 カリスマ・セラピスト:石井裕之 

(肩書きはこの本の発刊当時のものです)

僕は何回も読み返しているが、読むたびに新しい発見がある。

 

 

ドラゴン桜公式副読本 16歳の教科書~なぜ学び、なにを学ぶのか~

 

 

国語担当の金田一先生の話を聞いてみよう!

 

「本当の国語力ってなんだろう?」よくわかりませんよね。そもそも国語の勉強は漢字の書き取りくらいしかやった覚えがないのですから。勉強しなくても試験で点が取れたり、取れなかったり、その差はどこから生まれてくるんでしょうか?

簡単に言えば「言語能力」と「コミュニケーション能力」です。正しさを伝える能力といっても良いかもしれません。感情に振り回されずに正しさを伝える力が国語力なのです。意外でしょ?僕は、情緒的文章を書く力が国語力だと思ってました。

さらに言えば「言葉は覚えるものではなく、考えるものだ」と定義付けしておられます。金田一先生の話を聞くたびに、なんとなくぼんやりしていた「国語」というものの姿がちょっとだけ見えるように思います。

 

ドラゴン桜公式副読本 16歳の教科書~なぜ学び、なにを学ぶのか~

ドラゴン桜公式副読本 16歳の教科書~なぜ学び、なにを学ぶのか~

  • 作者: 7人の特別講義プロジェクト,金田一秀穂,鍵本 聡,高濱 正伸,大西 泰斗,竹内 薫,藤原 和博,石井 裕之,モーニング編集部
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2007/06/21
  • メディア: 新書
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勉強することによって培われる「価値観」

 

同じように勉強して、同じような本を読んで、同じような価値観を持つことは恐ろしい。みんなが、このような価値観に慣らされてしまうとブレーキやアクセルを失った車に乗っていると同じでコントロールできず、事故を起こしてしまう。

事故だけならばいいが、人類が取り返しのつかない場所に辿り着いてしまう可能性もある。そうしないためにも、僕たちは正しい方向で「勉強」しなくてはならないのだ。

 

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