山極寿一さんの『京大式 おもろい勉強法 (朝日新書)』
山崎寿一さんの本、面白いんですよね。僕はとっても注目しています飾らない言葉とストレートな文脈は読みやすいですし、理解しやすいです。アッという間にファンになってしまいますよ。今までの本も、良い本ばかりですからね~
『京大式 おもろい勉強法』内容紹介
アフリカでゴリラ研究を重ね、
総長の仕事は「猛獣使いだ」という
人類学者の京大総長によるグローバル時代の発想術。
考えさせて「自信」を持たせ、
相手の立場に立って「信頼」を得て、
他人と「共にいる」関係を築き、
「分かち合って」食べ飲む――
そんな「おもろい」自学自習の方法で人はぐんぐん伸びる。
『京大式 おもろい勉強法』章別構成
【目次】
第1章 「おもしろい」という発想
・大学はジャングルだ!
・京都の「おもしろい」という思想
・アートの発想で垣根を越える
・「外力」をうまく使う京都の人々
第2章 考えさせて「自信」を育てる
・京大自然人類学教室の「子捨て主義」
・現場が学校
・味方をつくるより、敵をつくらなお
・遠回りに見えて、実は近道かもしれない
・困難を極めるゴリラの「人付け」
・自信のつけ方――精神的孤独のすすめ
ほか
第3章 相手の立場に立って「信頼」が生まれる
・国が違えば「信頼」の在り方も違う
・信頼は「時間」によって紡がれる
・「加害者」より「被害者」になりなさい
・自分に期待されていることを汲み取る
・地元語は相手の本音を引き出す魔法のツエ
・そそのかして、共謀幻想が持てて――相手が動く
ほか
第4章 「共にいる」関係を実らせてこそ幸福感
・「他人の時間」を生きてみる
・「時間」を切断してしまう“文明の利器"
・生命体の時間は積み重なっていくもの
・ニホンザルとゴリラの目の合わせ方
・食事や会話は、体面を持続させる
・言葉の意味を超えたコミュニケーション
ほか
第5章 「分かち合って」食べる、飲む
・食事は「平和の宣言」
・酒は「ケ」から「ハレ」へのスイッチ
・同調するなら、酒を飲め
・食卓の戦争は和解の訓練! ?
・言いたいことが言える横並び
第6章 やりたいことで「貫く」
・過去の自分に影響を受ける今の自分
・ゴリラの森が生き延びた
・ステータスにとらわれず、自分のやりたいことを突き詰めろ
・武器を使わず人を動かせ
・人は変われる
・豪華な世界と出会うために
暴力はどこからきたか―人間性の起源を探る (NHKブックス)
- 作者: 山極寿一
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
- 発売日: 2007/12
- メディア: 単行本
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