フミヒロの読書記録~良書で人生を変えよう~

良い本を読んで、思考と行動を変えましょう。僕の読んだ本と読みたいお勧め本を紹介していきます。

【子供はほめては駄目?】榎本博明さんが答えします~誰もが悩む課題に挑戦する本~

「ほめると子どもは駄目になる?」そんな都市伝説が、蔓延しています。僕は本当かな?って思います。ほめても、ほめなくてもあまり変わらないです。大事なのは「叱り方」のように思っているんですけどね。まあ、考えは人それぞれですから(笑)

ちょっとこの本で勉強してみましょうね!

ほめると子どもはダメになる (新潮新書)

 『ほめると子どもはダメになる』内容紹介

頑張れない、傷つきやすい、意志が弱い。生きる力に欠けた若者たちは、欧米流「ほめて育てる」思想の産物である。一九九〇年代に流入した新しい教育論は、日本社会特有の「甘さ」と結びつき様々な歪みを引き起こした。「ほめても自己肯定感は育たない」「欧米の親は優しい、は大誤解」「母性の暴走が弊害のもと」……心理学データと調査で欧米の真似ごとを一刀両断!
教育と人材育成に関わるすべての日本人必読の書。

ほめると子どもはダメになる (新潮新書)

ほめると子どもはダメになる (新潮新書)

 『ほめると子どもはダメになる』章別構成(引用)

はじめに

序 章 なぜ「ほめて育てる」が気になるのか
教育評論家が「叱らないで」/「寝てないから、寝させてください」
心の傷になる、トラウマになるという脅し/欧米の父性社会、日本の母性社会

第1章 「注意されることは、攻撃されること」
先生を叱る親たち/子どもや若者は逞しくなったか?/レジリエンスという力
「友だちのような母親」が第1位/失われ続ける厳しさ
父親が厳しいほど「有能になりたい」/いいお母さん=叱らないお母さん
もう通知表を信じてはいけない/「叱られることに抵抗がある」/人為的ポジティブ状態
「態度が偉そう」が「器が大きい」に?/楽しいことしかやりたくない

第2章 欧米の親は優しい、という大誤解
寝室は別、風呂も別々/厳選し切断する父性原理、やさしく包み込む母性原理
アメリカは体罰賛成が7割/日本人母子の心理的一体感/突然、怒鳴ったシンディー
「お願いだから言うことを聞いてちょうだい」
誤読してはいけない『子どもが育つ魔法の言葉』/欧米における「親と子の約束」
モラルの基本を植えつける/自由と権利の代償/「20分間正座させた」で大事件に
日本で必要なしつけとは/「親離れは申し訳ない」心理/父性を発揮できない父親たち
「友だち親子」はいますぐ止めよ/親世代の価値観崩壊

第3章 ほめても自己肯定感は育たない
始まりは自己肯定感問題/「いつ」「どのように」ほめるべきか/言語的報酬
「頭が良いね」で萎縮した子どもたち/キャリアのカオスセオリー
悲観主義者のポジティブ・パワー/虚勢、嫉妬につながる「自信」
遠藤周作が書いた母の「悲しげな眼」/人生初期の最重要課題/親は「壁」となれ
子どもの心のコーチング?/「心のケア」を日常で使うな

第4章 日本の親は江戸時代から甘かった
親たちの「嫌われたくない心理」/親が抱える心理的問題/貝原益軒の戒め
「子ども組」「若者組」の厳しさ/子どもが地域の「お客さん」に
(第5章以降は省略します)

榎本博明さんの参考図書

 榎本さんの最近の本を紹介しておきますね。タイトルも面白くて興味深いです。

「正論バカ」が職場をダメにする (青春新書インテリジェンス)

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モチベーションの新法則 (日経文庫)

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なぜ人は「説得」されるのか―説得の心理学

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