田口ランディさん、大好きでした。『コンセント』『アンテナ』『モザイク』の3部作は衝撃的で、いつまでも心に残っている小説です。色々なことがあって今に至るのでしょうが、とってもきになる作家さんの一人です。
その彼女の本が出てたので買って読みましたよ。
まずは気になる彼女の略歴から、どうぞ!
田口ランディさんの略歴です
東京都に生まれ、広告代理店、編集プロダクションでのOL生活を経てフリーライターに。1996年、エッセイ『忘れないよ!ヴェトナム』を発表、その後インターネット上でメールマガジンを発行する。2000年6月に長編小説『コンセント』を上梓して小説家としてデビューした。
『コンセント』で2000年下半期直木賞候補、『モザイク』で2001年上半期直木賞候補、2004年『富士山』で直木賞候補。性的オカルトを特徴とする。
複数の著作に盗作が発覚し、『アンテナ』『モザイク』は絶版。その後、該当部分を修正した文庫改訂版が出された。
2001年には『できればムカつかずに生きたい』で第1回婦人公論文芸賞を受賞[4]。
主な作品に、『コンセント』『アンテナ』『モザイク』の3部作のほか(コンセント・アンテナは劇場映画化された)、エッセイ『根をもつこと、翼をもつこと』など。
『逆さに吊るされた男』内容紹介(アマゾン引用)
オウム真理教とは何だったのか、
私だけが、真実に辿りつけるはず――
地下鉄サリン実行犯/死刑囚Yとの十年を超える交流
実体験をもとに、世紀の大事件を描く衝撃の私小説
地下鉄サリン事件の実行犯で確定死刑囚Yの望みで、
外部交流者となった作家・羽鳥よう子。
贖罪の日々を送るYと、拘置所での面会や手紙のやりとりを重ねるうち、
羽鳥はこんなに穏やかそうなYが
《なぜ、殺人マシンとまで呼ばれるほどの罪を犯したのか》という疑問を抱く。
《警察も、マスコミも、世間も、間違った解釈でオウム真理教事件を過去のものにしてしまった。
Yとの出会いは運命。私だけが、事件の真実に辿りつけるはず――》
関係者に会い、教義を学ぶうち、そう確信した羽鳥は、
ついにYとの交流をもとに『逆さに吊るされた男』と題した小説を書きだし、
独自のオウム解釈にのめり込むのだったが……。
田口ランディさんの他の著作
生きてるって、幸せー! Love & Peace (Love編)
- 作者: 田口ランディ,山田スイッチ
- 出版社/メーカー: 地湧社
- 発売日: 2017/07/01
- メディア: 単行本
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