読書は最高の自己啓発なのだ！
昔から読書好きで、いつも本を読んでいた。子どもの頃はスポーツが出来る人間ばかりもてはやされていたので、運動音痴だった現実逃避するように読書にのめり込んだ。母親も本を読んでいれば「勉強しなさい」とは言わなかったので一石二鳥だったのだ。
図書館の本はつまらなかった・・・少ない小遣いを貯めて街の本屋さんで文庫本を買って読んでいた。中学の頃はSF小説ばかり読んでいて、あまり記憶に残らないような読書をして時間を無駄に浪費していた。
３０代の半ばから「ビジネス書」を読むようになった。本当に目から鱗の衝撃だった。どうしてもっと早くから読まなかったか後悔したが、何百冊も読んでそんな後悔もなくなるくらい達観した。読書は最高の自己啓発なのだ！
それでは、僕の人生が音を立てて変化した５冊の本を紹介します。僕と同じくらいのレベルにいる人にはとても参考になると信じていますので、ぜひ読んでみてください。
トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦〈1〉ブランド人になれ! (トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦 (1))
レイオフがあたり前になった革命の時代を生き抜くために頼りになるのは自分の腕だけ。ひとめで違いが分かり、お客さんの期待を裏切らず、人の心を癒す、そんな「ブランド人」になる方法を教える。
僕はトム・ピーターズが大好きです。彼の文章を読んでいるだけで、気合が入ってくるんです。ともすれば緊張感を失ってしまいそうな日常に活をいれてくれる『ブランド人になれ！』この３部作は僕の人生のバイブルです。
この本を読んでから嫌だった営業も大好きになりましたし、取り組み方も変わったと思います。まさに人生が音を立てて変わった思えるような素敵な本です。
鮒谷周史『仕事は、かけ算。 ~20倍速で自分を成長させる』
勤めていた会社の倒産劇に巻き込まれた著者が、失業後わずか3年で、仕事のスピードも、生み出す成果も、そして収入までもがサラリーマン時代と比べて20倍になった。
自分を成長させたいと考えている15万人の読者に毎日メルマガ『平成・進化論。』を発行している著者の仕事術を公開。
ブログを書き始めた時に読んで、とても感動した本です。仕事への取り組み方を学ばせて頂きました。仕事って良いな～と思わせてくれた本です。
吉越浩一郎『「残業ゼロ」の仕事力』
夜の3時間は自分に投資する!
「早朝会議」「がんばるタイム」……、ユニークな仕組みで有名なトリンプ元社長による仕事のやり方。「問題はすぐに手をつけない」「やることは優先順位をつけない」「オリジナルにこだらない」、著者が提唱するのは常識を覆すことばかり。でも、この方法で著者は全社残業ゼロ&19期連続増収増益を達成しました。仕事を速く終わらせ、「夜の3時間」を自分に投資することこそ、成功への近道なのです。
僕もそれまで「残業時間」が社員としての「やる気」「頑張り」の表れであり、その時間が努力値のバロメーターみたいに漠然と考えていたんです。大間違いでした。そこに気づかせてくれたのがこの本です。ガラガラと音を立てて価値観が変わりました。
夢枕獏『神々の山嶺〈上〉 (集英社文庫)』
カトマンドゥの裏街でカメラマン・深町は古いコダックを手に入れる。そのカメラはジョージ・マロリーがエヴェレスト初登頂に成功したかどうか、という登攀史上最大の謎を解く可能性を秘めていた。カメラの過去を追って、深町はその男と邂逅する。羽生丈二。伝説の孤高の単独登攀者。羽生がカトマンドゥで目指すものは?柴田錬三郎賞に輝いた山岳小説の新たなる古典。
「どうして山に登るのか？」「そこに山があるからさ」というテレビCMが大流行して、そのフレーズに慣らされて育った僕たちに「そうじゃない！ここに俺がいるからだ！」と言われて目が覚めました。自我にも繋がる究極の一冊です。
リチャード・バック『イリュージョン (集英社文庫 ハ 3-1)』
7月のある日。古い複葉機に客を乗せ、10分間3ドルの遊覧飛行をしながら、気の向くままに各地を回っていたリチャードは、風変わりな同業者ドンことドナルド・シモダと出会った。かつて救世主と騒がれながら、あっさり「救世主をやめた」というドンと旅をともにしながら、小さな奇跡を目にする。次第にリチャードは、ドンの究極の自由の世界へと魅了されていく。不滅の青春ファンタジー。
つまらない人間関係に悩んだら、この本です。最高です。
【追加】
最近めちゃめちゃハマったのがこの絵本。良いですよ～
木でできた小人たちの村では、誰もが同じことに夢中になっていた。ほめたい人にはお星さまシールを、けなしたい人には、だめじるしシールをはること。だめじるしばかりベタベタはられたパンチネロは、外出するのもいやになってしまう毎日。そんな時、どちらのシールもはられていない不思議な小人ルシアに会う。すべてのパンチネロに贈る心を癒すメッセージ
以上が、今週のお題「人生に影響を与えた1冊」に対する僕の回答です（＾＾）
