瀬尾まいこさんの『あと少し、もう少し』をススメていただいて読んで、大変良かった。感動的な読書経験だったので、こういう本を読みたいなとおもっていたところに『その扉をたたく音』を偶然読むことが出来た。
それならば、三部作といわれる『君が夏を走らせる』も読まなくちゃということで、寝食も忘れて読んだ。これだけ集中して本を読んだのは久しぶりだ。シドニーシェルダンを貪るように読んで以来だと思う。そのくらい良かった。
皆さんも是非読んで欲しい。
この2冊もあわせて読んで欲しい。いやいや、必ず読みたくなると思う。
この本のあらすじ
ろくに高校に行かず、かといって夢中になれるものもなく日々をやり過ごしていた大田のもとに、ある日先輩から一本の電話が入った。聞けば一ヵ月ほど、一歳の娘鈴香の子守をしてくれないかという。断り切れず引き受けたが、泣き止まない、ごはんを食べない、小さな鈴香に振り回される金髪少年はやがて──。きっと忘れないよ、ありがとう。二度と戻らぬ記憶に温かい涙あふれるひと夏の奮闘記。
『あと少し、もう少し』で輝いたあのキャラクターが再登場して、大きく成長していく姿が感動を呼びます。あの時の先生もチラリと登場しますよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。読者の方々に感謝です。