もう何十回も読み返したと思いますが、本当にビジネスマンとして生きて行く上で役に立っているのが浜口隆則さんの『戦わない経営』です。どうしても経営や営業のことを考えているうちに戦いのような気がしてくるのですがこの本はそこを否定してます。
最近は「他責」よりも「自責」で考えるようにいつもいつも自分に言い聞かせてます。(すぐに忘れてしまうからです)それをすることによって当事者意識を持って仕事に取り組めるようになるのです。そこが一番大事かもしれませんね。
会社のせいにしたり、社会のせいにしたり、景気のせいにしても、何も解決策は生まれないし、好転しませんよね。人の悪口を言っている人は結局それだけで終わってしまいます。この本はその部分を上手く乗り越える秘訣を書いてくれてます。
もう10年近く前に発刊された本なので記憶に残っている人は少ないかと思いますが、是非とも読んでいただきたい名著です。その後に発刊された『仕事は味方』もすごかったですよ。
浜口隆則さんの本です
『戦わない経営」内容紹介
社長は「幸せの専門家」じゃないといけない。数千人の起業家を支援してきた著者が一番伝えたかったこと。
著者について
会計事務所、経営コンサルティング会社を経て、大好きな起業家を支援する仕事をするために20代で起業。「日本の開業率を10%に引き上げます!」をミッションにした株式会社ビジネスバンクを創業。起業家向けオフィス賃貸の「オープンオフィス」はレンタルオフィスという新しい業界を生んだリーディングカンパニー。
その他に、起業専門会計事務所、ベンチャーキャピタル会社、起業家教育事業など、起業支援サービスを提供する複数の会社を所有するビジネスオーナー。
数千社という起業の現実を見てきた「起業の専門家」でもあり、自身も現役の起業家として日々真剣に、そして楽しみながら事業活動を行っているかたわら、多くの人にアドバイスもしている。「幸福追求型の経営」「戦わない経営」「小さな会社のブランド戦略」など、独自の経営論でファンが多い。
アーリーステージの事業に投資する投資家(エンジェル)でもある。
「幸せな人生には3つの自由がある。起業というライフスタイルはそれらを同時に実現させてくれる。だから、起業が究極の職業。」が口グセ。
プライベートでは、テニスをはじめとする様々なスポーツを愛するアスリート。
横浜国立大学教育学部卒、ニューヨーク州立大学経営学部卒。