馳星周「アンタッチャブル」
1996年の『不夜城』で衝撃デビューを果たした馳星周さん。その後も安定的な著作活動を展開されております。久々に読みたいと思わせる表紙だったので、今日はリアル書店でこの本を買って来ました。読み始めた瞬間に良い本です!
展開のスピード感は定評のある馳さんですから、こういう小説は上手いですよね~じめじめした嫌な季節をドキドキの大どんでん返しを楽しめる『アンタッチャブル』で楽しみましょう。
内容紹介(amazon引用)
第153回(2015年上半期) 直木賞候補作
警視庁公安部の「アンタッチャブル」と、捜査一課の「落ちこぼれ」コンビが巨大テロの脅威に挑む。馳星周の新骨頂、ファン待望の公安エンターテインメント!
容疑者追跡中に人身事故を起こした捜査一課の宮澤に、異例の辞令が下った。異動先は警視庁公安部外事三課。上司は公安の「アンタッチャブル」―― かつては将来の警察庁長官と有望視され、妻の浮気・離婚を機に、「頭がおかしくなった」とうわさされている椿警視。宮澤に命じられたのは、椿の行動を監視・報告すること。椿とともに、北朝鮮のスパイと目される女の追跡をはじめるが……
疾走するストーリーに、一筋縄ではいかない人物たちが次々登場。
数多のトラップ、ラストの大どんでん返しまで一気読み必至のコメディ・ノワール!