フミヒロの読書記録~良書で人生を変えよう~

良い本を読んで、思考と行動を変えましょう。僕の読んだ本と読みたいお勧め本を紹介していきます。

【仕事に活かせるビジネス書】『靴下バカ一代』〜恐るべし、専業メーカー創業者の探究心!〜

靴下バカ一代 奇天烈経営者の人生訓

 

いい靴下は噛んだ後に歯型が残らず自然と原状に戻るのだそうだ。売り場で靴下を噛んでいる人を見たことがないので、巷に浸透していないと思われる。しかし、この文章から著者の製品にかける思いがストレートに伝わって来る。

世界でも珍しい靴下専業メーカー「タビオ」の創業者自伝は、驚くほどの波乱万丈ぶりだ。何度も経営危機に陥り追い詰められても踏ん張ってこれたのは、中国古典を基礎とする経営論と徹底した探究心にあるようだ。

こんな熱い男の話を読んでおかない手はないですよね。

 

靴下バカ一代 奇天烈経営者の人生訓

靴下バカ一代 奇天烈経営者の人生訓

 

 

『靴下バカ一代』内容紹介

「いい靴下は噛めばわかる! 」
靴下専門店の全国チェーン「靴下屋」を一代で築いた、タビオ創業者の人生訓。15歳で丁稚奉公を始めてから60年、国産靴下に懸ける熱情を語り、経営の王道を説く。

「一生一事一貫(いっしょう・いちじ・いっかん)」という言葉があります。一生を通じて、一つのことを貫き通すという意味です。

タビオ株式会社の創業者である越智直正氏は、15歳のとき大阪の靴下問屋で丁稚奉公を始めました。靴下問屋に入ったのは"たまたま"だったのですが、奉公先の大将の「音楽家や絵描きが自分の思いを形に
したら楽譜や絵になる。靴下には靴下屋の心や精神が表れるんや。靴下だと思うな、自分自身やと思え」という言葉がきっかけとなり、いつしか靴下づくりにのめり込んでいきました。

それからは、寝ても覚めても靴下。周囲からはよく「会長は靴下のことになると人格が変わってしまう。度が過ぎる、変や、奇天烈や。まるで靴下を作るサイボーグや」と言われるそうです。まさに、「靴下バカ一代」。あくまでメード・イン・ジャパンにこだわり、生涯最高の靴下を作るべく、越智氏は76歳の現在も靴下づくりに並々ならぬ執念を燃やしています。

本書は、そんな越智氏が商品に注ぐ尋常ならざる熱情を語りながら、経営の王道を説く1冊です。

 

 

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