ミレニアム 4 蜘蛛の巣を払う女
あの三部作に続編が出ているの知ってました?
ミレニアムといえば、スェーデンのスティーグ・ラーソンの世界的に有名な推理小説です。『ドラゴン・タトゥーの女』『火と戯れる女』『眠れる女と狂卓の騎士』が三部作と言われるシリーズですよね。もちろん、僕も知ってます。映画も面白かったです。
そのミレニアムに続編が出ているの知ってましたか?
第四弾は『蜘蛛の巣を払う女』ぜひぜひ読みたいものですね~。
『蜘蛛の巣を払う女』内容紹介
人工知能の研究で世界的な名声を博す科学者。彼が抱える重大な問題に巻き込まれたジャーナリストのミカエルは、異色の女性リスベットに連絡を取る。やがて二人は、巨大な悪の組織を相手に闘う! 世界20カ国でベストセラー第1位を記録! 今世紀最高のミステリ、待望の続篇。
- 作者: ダヴィドラーゲルクランツ,スティーグラーソン,ヘレンハルメ美穂,羽根由
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2015/12/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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作品の根底に流れるものを知っていると理解出来ること。
この作品を読む前に知っておいてもらうと良いことがあります。それは、作品の根底に流れているもので、筆者の作品作りのコアになっている部分です。
第1部の原題 "Män som hatar kvinnor" は直訳すると「女を憎む男達」であり、シリーズ全篇を通して、女性に対する蔑視および暴力がテーマとなっている。これは著者が15歳のころ一人の女性が輪姦されているところを目撃していながら、何もせずその場を逃げ去ったことに由来する。著者はその翌日、被害者の女性に許しを請うが拒絶される。その時以降、自らの臆病さに対する罪悪感と女性暴力に対する怒りが著者を生涯つきまとうようになった。その被害者の女性の名前は「リスベット」で、これと同じ名前が本作の第二の主人公に与えられている。
残念なことに、もうすでに筆者は亡くなられたそうだ。小説も良いが、意外に映画で観た方が良い部分だけストレートに伝わってくるように思える。
- 作者: スティーグ・ラーソン,ヘレンハルメ美穂,岩澤雅利
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