【2016芥川賞】村田沙耶香『コンビニ人間』〜「普通」って何?それって良いの?〜

第155回芥川賞は、村田沙耶香さんの『コンビニ人間』に決まった。 大外からまくったという感じで、僕は全く予想していなかったが良い感じの本なのかもしれない。僕の中で、芥川賞としてそれで良いのか?とか考える気持ちはとうの昔に亡くなったので、このくらい軽妙で純文学的でなくても許そうと思う。 『コンビニ人間』内…