岡崎市の東名インターチェンジの近くに「コジマトペ」というカフェがあります。僕は、よくそこのカフェでブログを書いてます。僕の書くブログのほとんどはそこのカフェ出身です。
今日は、そのカフェの横にある「ふるえほんの店:カタリ文庫」の紹介をします。
コジマトペさんのソーシャルディスタンス方針で席数が少なくなったオープンスペースで絵本の販売をされていました。とても気になる怪談本が並んでいたので、それを中心に紹介しますね。
第1位:ラフカディオ・ハーン『怪談』
この表装の絵がめちゃめちゃ怖いです。『耳なし芳一』ですよね・
この本とは関係ないのですが、この話を書きたくなったので書きます。
僕を可愛がってくれた隣のばあちゃんが亡くなった。じいちゃんの方針で自宅で葬式が行われた。そんなに広くない普通の民家だったじいちゃんの家の家具を一時的に僕の部屋に運び込んで、スペースを確保した。僕は家具に挟まれるように寝た。
早朝、じいちゃんが僕の部屋に入ってきて「昨日、ばあちゃんが帰ってきてな。私の箪笥(たんす)を早く戻してくれと言ったんだ。何度も、何度も。」と僕に教えてくれた。じいちゃんは、夢枕に立ったと言っていたが寝ぼけたんだろうと思った。
とにかくすぐにとせかすので、じいちゃんと2人で大きな黒い箪笥を運んだ。幸いにも中身が空にしてあったのでびっくりするほど軽かった。亡くなったばあちゃんを運んだ時も、驚くほど軽かったのでびっくりした。
ばあちゃんにとっても、じいちゃんにとっても、結婚したときに手にいれた箪笥はとても大事な宝物だったんだろうね。そして、その気持ちはこの箪笥に長い年月をかけて染み込んでいるのだろうなって、隣のじいちゃんの家に箪笥を運びながら思いました。
第2位:江戸川乱歩『妖怪博士』
江戸川乱歩は子供の読み物としてはレベルが高すぎると思いますし、怖すぎると思います。
第3位:おばけ・ゆうれい話 一年生
僕はなんとなくですが自分の母親は「ろくろ首」ではないか?と、疑っていました。台所で家事をやっている時に振り返るときの首がちょっと長いのと、夢の中でその首が長く伸びて、早く家に入りなさいと僕に怒ったことがあるからです。
僕は超やばいと思って家に戻ったら、普通の母親に戻ってました。
つまり、怒らせてはいけないのだということを肝に銘じました。
最後まで読んでくださいまして、ありがとうございます。読者の方に感謝です。