フミヒロの読書記録~良書で人生を変えよう~

良い本を読んで、思考と行動を変えましょう。僕の読んだ本と読みたいお勧め本を紹介していきます。

すぐに使える!すべての知識を「20字」でまとめる『紙1枚!独学法』

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昨日はひとしごと終わって、ゆっくりとしていました。パワポの資料を何枚か作って、事務局に送って、僕の上司がプレゼンすることになっているのですが、きっとうまくいくと思います。いやいや、いかないわけがないです。

昔に比べたら資料を作り上げるスピードも随分はやくなったし、構成もうまく考えられるようになったなぁと感じます。そのことについて振り返ってみると、浅田すぐるさんとの出会いやレクチャーは本当にためになったと思います。

「すぐに使える」メソッドとして、浅田すぐるさんの本は抜群でした。

以前の僕は迷ってばかりいたので、生産性が悪かったのですが、しっかり書き出して考える癖がついたし、それをベースにして上司や同僚に協力してもらう術を身につけたので、スピードは何倍にもなりました。今日は、昨日読み返したこの本を紹介しますね。


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『紙1枚!独学法』の内容紹介(アマゾン引用)

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「20字」インプット学習法

たとえば「俳句」。俳句自体は17音ですが、句読点を加えれば合計20字となります。また、原稿用紙の1行も20字です。あれは、なぜ20字なのでしょうか。ここではシンプルに、俳句との組み合わせで考えてみましょう。「日本語というのは、20字あれば、伝えたい内容が表現できる言語なのだ」という世界観で眺めてみれば、多くの読者がその理由を納得できるのではないでしょうか。

トヨタで学んだ「資料づくりの3つの制約」

「1枚」「枠」「テーマ」という3つの制約をかけた状態で、日々、資料を作成していると何が起きるか。想像に難くないと思いますが、「1枚」に、「枠」に、「テーマ」内に収める要約力が嫌でも身につきます。3つの制約に縛られながら膨大な枚数の資料を作成してきたという「量」が、要約力の「質」を高めてくれたのです。

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20字の一言でまとめる

ある程度考えがまとまってきたら、下半分に作成した「1P?」の欄に、「赤ペン」で1文字ずつ埋めていってください。「1P?」とは、「1phrase=ヒトコトで言うと?=1行で言うと?=20字程度で言うと?」を意味しています。実際には「全部で23マス」ありますので、3文字分はバッファです。ここでもポイントは、「制約」。あらかじめ、これ以上の字数ではまとめられないようにしてしまうのです。

なぜ、学びを活かせないのか

「緑ペン」でフレームを書いたら、以下の3つの問いについての答え、あるいは答えになりそうなキーワードの候補を、「青ペン」で枠の中に埋めていってください。◯あなたはなぜ、仕事をしているのでしょうか?◯あなたが最近、仕事で困っていることは何でしょうか?◯あなたが最近、熱心に学んでいるテーマは何でしょうか?こうしたテーマについて、自分がどんなキーワードをアタマの中にストックしているのか。あるいは、それらの言葉についてどのような重みづけをしているのか。「あなたの仕事観」が見えている状態で、以降を読み進めていってください。

 

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他の「1枚」学習法の集合体

「1シート・ラーニング・システム」の総本山。「紙1枚」書くだけで「他者貢献」型の学びが量産できる「1枚」コントリビューション学習法を、ここに公開します。まず、①②③は、「20字」インプット学習法における「P?=目的は?」に対応しています。今回は、①「Who?」と②「P /W?」の2つセットで、「20字」インプットの型における「P ?=目的は?」をカバーしていると理解してください。

迷ったら、「相手ファースト」で判断する

◯「Why?」=なぜ、そう言えるのでしょうか?◯「How?」=今後はまず、どうしたらいいのでしょうか?◯「What?」=たとえばどんなケースがあるのでしょうか?という問いに対する答えを埋めてみました。これが、「奧伝」において「よりどころ」とすべき、最重要の「本質=基準」です。このように、「1枚」コントリビューションのフレームワークで学習する際は、一部の問いを埋めずに完了するケースもありえます。

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あまりに美しくアマゾンの内容紹介にまとめられていたので、うっとりしてしまいました。

そりゃそうですよね。こういう本書いていて、綺麗にまとまってなかったら大丈夫なのか?と信用してもらえないですからね。美しいので引用しちゃいました。

読んだ内容がすぐに役にたつ浅田すぐるさんの本、おすすめします。

すべての知識を「20字」でまとめる 紙1枚!独学法