僕の友人のS君はとっても良いやつです。特徴はお酒を飲むのが大好きで、さらに女子が大好きだということです。僕はお酒が飲めないのでなかなかお付合い出来ないのですが、それはそれは嬉しそうにお酒を飲んで女子を眺めております。
どうしてもと頼まれて、一度キャバクラに一緒にいったのですが彼はお店に着いた瞬間にソフャーでいびきをかいて寝始めて、一体何をしに行ったのかよくわからない状態でした。しかし帰り道に彼は大満足で「一緒に行けて良かったです」と興奮してました。
そんな憎めない男たちを手玉に取りながら夜の世界を渡り歩いていくキャバ嬢の世界を見事に描き、キャバクラ労組の立ち上げまでの戦いをドキュメンタリーとして本にした絶対に読んでおくべき一冊なのです。これを読んでおけば怖いものはないかもです。
一般企業で働いている僕たちも、おかしいことはおかしいと言えるようになるかも!
『キャバ嬢なめんな』内容紹介
「痛快! 爽快! キャバ嬢の連帯! 立ち上がった彼女たちに、大きな拍手を送りたい。」作家・活動家 雨宮処凛
キャバ嬢への賃金未払いは当たり前、セクハラや暴力も横行する夜の世界に対する怒りと闘いのための一冊。
2009年の結成以来200件以上のキャバクラにおける労働争議を行い勝利してきた労組、キャバクラ労組。
その闘いと雇用トラブルの実例を生々しくえぐり出し、ブラック企業のような労働現場のあり方を先駆け的に作りだしている
キャバクラ生態とキャバクラ嬢の生活を活写。
最後まで読んでくださいまして、ありがとうございます。感謝です。