縁あって突如経理に異動になったのですが「数字なんて大嫌い」だった僕が、会計大好きになりました。会計は面白いです。しっかり分析すれば、いろんな答えをくれるし、方向性も示してくれるからです。
もし生まれ変われるなら、学生のうちから会計の勉強をして、それを生かした仕事につきたいなぁとも思うくらいです。会計の最低限の知識を持って、社会人になりたいとも思います。僕のこの思いを息子に伝えたいですね。
そんな思いも込めて、今日はオススメ本を紹介しますね。
『会計が動かす世界の歴史』内容紹介
会計が動かす世界の歴史 なぜ「文字」より先に「簿記」が生まれたのか
- 作者: ルートポート
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2019/02/01
- メディア: 単行本
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中高生でも楽しく読める「お金の歴史」。大人も驚く「お金の真実」。
“お金”とは何か。
私たちの財布に入っているお金には、100円、1000円、10000円などの価値がつけられています。
しかしよく考えてみると、ただの金属、紙切れにすぎないものをなぜ高価だと「信じている」のでしょうか。
貨幣や紙幣に込められた絶大な影響力――。
その謎を解く手がかりは、人類と会計の歴史のなかにあります。
先人たちの歩みを「損得」という視点で紐解きながら、「マネーの本質を知る旅」に出かけましょう。
くらしの経済メディアMONEY PLUSの大人気連載「簿記の歴史物語」待望の書籍化!!
【第1章】 偉人とお金の意外な関係
シャーロック・ホームズの“金銭感覚”/投資家として大成功したダーウィンの“目利き” ほか
【第2章】 なぜ「文字」よりも先に「簿記」が生まれたのか?
最初の簿記はメソポタミアの「駒」/ヨーロッパで起きた数字のイノベーション ほか
【第3章】 一国の運命をも翻弄する会計の力
球根1個で家が建つ!? オランダのチューリップ・バブル/フランス革命の引き金となる1冊の暴露本『国王への会計報告』 ほか
【第4章】 産業革命。そして、簿記から会計へ
産業革命は、なぜイギリスだったのか?./鉄道が生んだ公認会計士 ほか
【第5章】 これからの「おカネ」の話をしよう
財務省が消費税を上げたがるワケ/ビットコインが問いかけるマネーの本質 ほか
著者さん紹介です
●ルートポート:会計史研究家、ブロガー。1985年、東京都生まれ。ブログ「デマこい!」を運営。くらしの経済メディアMONEY PLUSにて「簿記の歴史物語」を連載中。著書に『会計探偵リョウ・ホームズ』(KADOKAWA)などがある。また、コミックの原作者としても活躍している。