僕の年齢は50歳を超えたけど、人生の学びの中で本からもらったものが大きかったように思う。情報としては50%は人から教えてもらったこと、30%は本から教えてもらったこと、残り20%は組み合わせを変えることでのアレンジだったように思える。
そのくらい本から得た情報が大事だったという割には、それほど沢山の本は読んでいない。先人たちから紹介された本をつまみ食いするように読んでいるだけなのだが、40歳過ぎてから読んだ本はほとんどハズレがなかったこともロスがなくて大きかった。
そんな僕が紹介するのは勝間和代さんの『起きていることはすべて正しい』
戦略的に運を掴む4つの技術を説明してくれています。運だけでは説明しきれない部分もたくさんあるんでしょうが、僕も運をとても大切にしていますので、この本をお勧めします。
起きていることはすべて正しい―運を戦略的につかむ勝間式4つの技術
- 作者: 勝間和代
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2008/11/29
- メディア: 単行本
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『起きていることはすべて正しい』内容紹介
◎私は32歳が迷いのピークでした。中間管理職になって3年。毎日増えるばかりの業務と子育ての両立に追われ、ワイン1/2本とタバコ1箱にストレス解消を頼る日々。気づけば、体重は13kg増えていました。
◎この本では、「起きていることはすべて正しい」という座右の銘のもと、私がそこからどうやって立ち直ったかを、「戦略的に運をつかむ4つの技術」として初公開しました。同じ迷いがある人に少しでも、私の体験が参考になれば幸いです。
◎本書は、私たちの身に起きたことの中から、どのように考え、決断し、行動すれば、どんな境遇にあっても不運すら幸運に変え、運を実力にできるのか。それを「メンタル筋力」と定義し、読者のみなさんが再現性高く身につけることができるのかを書き下ろしました。いわば、「メンタル筋力のトレーニング案内」です。メンタル筋力とは、以下の「4つの技術を総合した能力」です。この4つを統合すると、メンタル筋力が強化され、偶然の中から常に幸運を発見できる、すなわちセレンディピティが起こるようになります。
1 脳内フレーム120%活用法――顕在意識だけでなく、潜在意識を最大限に活かす技術 2 即断即決法――多種の情報から必要な物を選び出し、決断に至る技術 3 パーソナル資産増強法――身近な経験、技術などのパーソナル資産を組み合わせ、使いこなす技術 4 勝間式人間関係の兵法――周りの人と協調、尊敬、調和し、自分の力を倍増させる技術 ◎そして、これら4つの技術の根底にある発想は、「起きていることはすべて正しい」という私の座右の銘です。これは、すなわち、「いま起きていることを否定したり、こうだったらいいなあと夢想しても仕方がない。それよりは、起きていることから、何を学び取り、どのように行動すれば、いま一瞬のこの時間を最大に活用できるか」を考える技術です。 ◎なぜ、繰り返し「技術」と言っているかと言うと、運を実力に変えることは誰もが習慣と訓練で習得可能だからです。すなわち、運がいい人・悪い人というのは確かにいるのですが、運をよくするのは技術であり、かつ、この4つの技術さえあれば、誰もが運がよくなる人になれる。そして、運がいい人ほど、実力がつきやすく、また新しい運を呼び込むという好循環が生まれやすいと、私はこれまでの先人の言動、そして経験から信じ、考えているからです。(アマゾンより内容紹介)
勝間和代さんからのコメントです(アマゾン引用)
このたび、半年ぶりに全文書き下ろし、また、初の本格的自己啓発書である『起きていることはすべて正しい』を、11月30日に、ダイヤモンド社から刊行することになりました。
この本は、これまでの拙い私の経験や他の方々の経験をもとに、「メンタルな筋力」という新しい概念を定義して、そのトレーニング方法を技術として紹介したものです。
すべてのことは、ちょっとした考え方の違い、きっかけ、習慣で変わってくると思います。しかもそれが、再帰的、あるいは複利的に違いが大きくなるため、1つでも多くの技術で、私が悩み抜いた30代前半から、いまこうして40になろうとしているときに役に立ってきた考え方を、同じように悩んでいるみなさんの1つでも参考になればと思って書き下ろしました。
このメッセージはいま、寄付活動の先になるスーダンへの視察に向かう途中のドバイ空港で書いています。なぜ、自分のメンタル筋力をつける必要があるのか。それは、1つでも多く、自分の問題も、社会の問題も、問題解決をする力がつくからです。
私に今後、何ができるのか、まだまだわかりません。しかし、今行き詰まっている、閉塞感がある日本に1つでも、2つでも、それを打破するためのきっかけ作りをこの本や、さまざまな社会貢献活動で行えたらと思っています。
なお、この本は他の本同様、印税寄附プログラムChabo!に参加しており、私の受け取り印税の20%が特定非営利活動法人JENを通じて、世界中の難民・被災民の教育支援、自立支援に使われます。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。感謝します。