フミヒロの読書記録~良書で人生を変えよう~

良い本を読んで、思考と行動を変えましょう。僕の読んだ本と読みたいお勧め本を紹介していきます。

【読書紹介】貫井徳郎『私に似た人』〜10人の日常と出口なき感情〜

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貫井徳郎さんは『慟哭』というミステリーで僕たちの度肝を抜いてくれました。絶対に忘れられない作家さんです。それ以来、注目しています。書き回しも、プロットも、人間模様の表現も素晴らしいので日本でトップ10に居座る巨人だと思っています。

今日、紹介するのは『私に似た人』

とっても良いですよ。なんだか日本人の心の闇部分をあぶり出してくれているようです。注目したい作家さんです。

 

『私に似た人』内容紹介(アマゾン引用)

小規模なテロが頻発するようになった日本。
ひとつひとつの事件は単なる無差別殺人のようだが、
実行犯たちは一様に、
自らの命をなげうって冷たい社会に抵抗する
《レジスタント》と称していた。
彼らはいわゆる貧困層に属しており、
職場や地域に居場所を見つけられないという
共通点が見出せるものの、実生活における接点はなく、
特定の組織が関与している形跡もなかった。
いつしか人々は、犯行の方法が稚拙で計画性もなく、
その規模も小さいことから、一連の事件を《小口テロ》と
呼びはじめる――。
テロに走る者、テロリストを追う者、実行犯を見下す者、
テロリストを憎悪する者……
彼らの心象と日常のドラマを精巧に描いた、
前人未到のエンターテインメント

 

私に似た人 (朝日文庫)

 

私に似た人 (朝日文庫)

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 合わせて読みたい貫井徳郎さんの本

後悔と真実の色 (幻冬舎文庫)

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慟哭 (創元推理文庫)

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愚行録 (創元推理文庫)

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