フミヒロの読書記録~良書で人生を変えよう~

良い本を読んで、思考と行動を変えましょう。僕の読んだ本と読みたいお勧め本を紹介していきます。

【迫真の心理描写に注目】北欧ミステリーの傑作『熊と踊れ(上・下)』

熊と踊れ(上)(ハヤカワ・ミステリ文庫)

北欧ミステリー大好きです。すごく描写が深くて、日本文学では得られない興奮が味わえます。僕は濃いめのエスプレッソみたいなパンチが効いた読書がしたいので、こういう本をじっくり時間をかけて読みたいのです。

この本の評価は賛否両論です。しかし切り口は間違いなく良いみたい。あとは脚本みたいな文体に入り込めるかどうかだけです。ここのハードルさえ越えてしまえば、北欧のスーパークライムノベルを楽しめますよ。乞うご期待です!

『熊と踊れ』内容紹介。

凶暴な父によって崩壊した家庭で育ったレオ、フェリックス、ヴィンセント三人兄弟。独立した彼らは、軍の倉庫からひそかに大量の銃器を入手する。その目的とは史上例のない銀行強盗計画を決行することだった―。連続する容赦無い襲撃。市警のブロンクス警部は、事件解決に執念を燃やすが…。はたして勝つのは兄弟か、警察か。スウェーデンを震撼させた実際の事件をモデルにした迫真の傑作。最高熱度の北欧ミステリ。

緻密かつ大胆な犯行で警察を翻弄し、次々と銀行を襲撃していくレオたち。その暴力の扱い方は少年時代に父から学んだものだった。かつて彼らに何がおこったのか。そして今、父に何を思うのか―過去と現在から語られる“家族”の物語は、轟く銃声と悲しみの叫びを伴って一気に結末へと突き進む。スウェーデン最高の人気を誇り、北欧ミステリの頂点「ガラスの鍵」賞を受賞した鬼才が、圧倒的なリアリティで描く渾身の大作。

熊と踊れ(上)(ハヤカワ・ミステリ文庫)

熊と踊れ(上)(ハヤカワ・ミステリ文庫)

  • 作者: アンデシュ・ルースルンド,ステファン・トゥンベリ,ヘレンハルメ美穂,羽根由
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2016/09/08
  • メディア: 文庫
  • この商品を含むブログ (13件) を見る
 
熊と踊れ(下)(ハヤカワ・ミステリ文庫)

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