それほどメジャーになりそうにないですが、妙に僕に引っかかってくる本です。基本、子供の頃から「タイムマシン」を扱った小説に弱いので、惹かれてしまうのかも知れません。僕の強い願望が入っているんでしょうね。
最近、よく「ドラえもん」のたとえ話をするんです。のび太は将来しずかちゃんと結婚することになっていましたが、ある日タイムマシンに乗って確認にいくと全く違う子と結婚している。彼女と仲直りして見に行くと、元に戻っている・・・
そのくらい「未来」って、あやふやなものでちょっとしたはずみでどんどん変わっていくものなんですよね。そこを理解すると人生も楽しめる幅が大きくなっていくと思いますよ。こういう小説で勉強しましょう!
『タイムマシンでは行けない明日』内容紹介。
〈運命と言える相手と出会うため、僕達は明日に向かって生きていく〉
もう一度、会いたい!
恋した少女を救うため、タイムマシンに乗って、〈あの日〉を変えようと奔走する理系男子。
世代を超えて胸を打つ、青春小説の旗手が描くSF恋愛小説!
西野亮廣さん(キングコング)によるカバーイラスト描きおろし!
舞台は、ロケットの発射台がある、南の島。
高校1年生の丹羽(にわ)光二には、長谷川葵(あおい)という気になる同級生がいた。
彼女は初デートの日、「ロケット飛ばして、金星まで会いにきて! 」という言葉を最後に、
光二の前から永遠に姿を消した、はずだったが──。
時間を超えて、人を愛しつづけることの奇跡を描いた、青春小説×SF恋愛小説!
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