岡田斗司夫さんは強烈な人です。僕は大好きですが、嫌いという人も多いはずです。彼の本を読んでいると、常識を覆すような内容が多くて勉強になるんですが、腹の立つ人もいるでしょうね。こういう個性を持った人の本は絶対に読んでおくべきなんですよ。
今日、紹介する本は2014年の10月に出た本です。しかしながら、今読み返しても内容が全く古くなっていませんし、岡田斗司夫さんの描く未来に突き進んでいるんじゃないかと思います。まだ読んでいない人は、是非是非ご一読をお勧めします。
『僕たちは就職しなくてもいいのかもしれない』内容紹介。
就職がしんどい―よくよく考えれば異常だ。内定が出ない。苦労の末に入った会社はブラック企業。転職も厳しい。いつの間に日本人は、こんなに「仕事」で悩むようになったのだろう。どうやら僕たちは「働く=就職」と勝手に思い込んでいないか。なぜか。安定した収入が欲しいから。じゃあ、それは食うため?好きなことをするため?ところで、お金って、そんなに必要なの?「評価経済社会」の到来を予言した稀代の評論家が、そこで生き抜くために「仕事サーファー」「愛されニート」をめざせと提言。金儲けからもストレスからも余計なプライドからも解放された、なんとなく気持ちのいい新しい働き方を紹介する。
『僕たちは就職しなくていいのかもしれない』章別構成。
第1章 もう就職できないかもしれない
第2章 でも、そんなにお金は必要なのか?
第3章 お金は動かなくても経済はまわる
第4章 「お手伝い」という働き方
第5章 最後は「いい人」が生き残る
終 章 あらためて就職を考えよう
『僕たちは就職しなくてもいいのかもしれない』僕の引っかかり。
p、90 50種類の仕事をしよう。
大人になったら会社に行って、その会社の仕事さえしていればいいんだと信じていた純粋な心を僕は持っていました。純粋すぎて泣けてくるくらい、今振り返ると悲しいです。よくよく考えると、一つのカゴに卵を全部入れるような危険な思想ですよね。
岡田斗司夫さんは50種類の仕事をしろと言ってます。「お百姓さんじゃあるまいし」と、僕は心の中で思ったのですが、まさに狙い目はそこみたい。昔のお百姓さんはお米だけ作って生きていたわけではなく、複数の仕事をして逞しく生きていたのです。
僕たちもそんな逞しさを身につけなくてはいけないということなのです。これから時代がどんな風に悪くなろうと、このような生きて行く逞しさを身につけていないとダメだということを教えてくれているんですね。お金にならなくても仕事を増やします。
p、151 人間の値打ちは3つの「c」で決まる。
僕もよく使うのですが、この3つの「c」とは、「コンテンツ」「キャラクター」「コミュニティー」です。僕もブログを開始する前によく考えました。そして今の状態まで持ってこれたのです。文房具を使って、3つの「c」を完成させたのです。
さあさあ、振り返って自分の3つの「c」を分析しましょ。そして成りたい自分を思い描いて自分の「設計図」を書くのです。書いたらあとは、そのに向かって突き進むだけ。今すぐにでも始めましょう。決して遅くなんかないですよ。
まとめです。
僕はこの本を何十回も繰り返し読んでいます(正確には聴いているんですが)。でも、それでわかったことも多いですし、自分の生き方のエッセンスと混ぜてオリジナリティーを出すことで、うまく演出できた部分も多いです。
さらには「未来を語る」みたいなイメージで、子供達や周囲の人に「仕事」と「人生」の取り組み方を語ることも出来るようになりました。そして講演まで出来るようなスキルを身につけることが出来たのも間違いないのです。
こういうエッジの効いた本を読んで、スキルアップを目指しましょう!
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