ブロガーの山内さんに頂いた本を読み返しました。信頼できる人におすすめされた本には間違いがありませんから安心して読み始められるところがいいですよね。僕も「真似」と「組み換え」で成り立っている人間なので参考になりました。
そもそも僕たちの大部分の人たちには全く新しいものを生み出す力などありません。そんな風に言い切る大人たちに「そんなことはない!」と、抵抗して生きてきたのですが、やっぱり無理みたいですね(笑)
どんなに深い海に潜っても、どんなに高い山に登っても、前人の痕跡があります。これを僕たちに当てはめると「やろう!」と決意したことなら、大抵前人がいるということです。そして彼らが大いにもがいた痕跡もくっきり残っているのです。
そう思うと力が抜けるでしょ。でも気をとりなおして「組み換え」を考えれば新しい世界を想像していけるのです。頑張っていきましょう!
では、早速本の紹介をしていきますね。
『行列請負人の頭の中』内容紹介。
成功者の成功法則を徹底的に分析し、長所は可能な限り模倣し、短所は自身のオリジナリティを組み込み改善する」。真似したものを組み合わせることで“新たな価値”を生み出す方法とは?
行列請負人の頭の中 大ヒットは「真似」と「組み換え」から生まれる
- 作者: 立川光昭
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2015/11/13
- メディア: 単行本
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真似る対象を決めたら5段階ステップで真似よう!
- 言葉を真似る。
- 習慣を真似る。
- 外見を真似る。
- 物事の進め方を真似る。
- 総合的に真似る。
立川さんはこんな5段階ステップを推奨されております。できるか、できないかの境目は僕にとっては簡単です。僕はいきなり3番に行けるかどうかで決めます。3番に行くのが一番ハードルが高いからです。
僕がいくらSMAPに憧れているとしても、いきなり髪型と服装をテレビで見る彼ら通りにしてきたら周囲は気が狂ったのかと思うでしょう。それに耐えられないはずです。でも、本当に彼らのところまで行きたいなら耐えられるはずです。
出来るのか、出来ないのかはここで決まってしまうといっても良いかもしれませんね。あなたは出来る人ですか?もし出来ちゃう人ならじゃんじゃんトライしちゃいましょう。そうやって世界を変えていくのです。
偉人たちの言葉を紹介します。
サム・ウォルトン(ウォールマート創業者)
「他社から学ぶことこそ成功の近道。私のやったことの大半は、他人の模倣である。」
トーマス・エジソン(発明王)
「商工業の世界では誰もが盗む。わたしもずいぶん盗んだものだ。肝心なのは、いかに盗むかである。」
サルバドール・ダリ(芸術家)
「何も真似したくないなんて言っている人間には、何も作れない。」
強烈ですよね。何かを盗みながら、組み合わせて、新しいものを創造することの大切さがひしひしと伝わってきますね。
真似は究極の時間短縮になると著者さんは言っています。間違いないと思ってます。そういう部分を省いて、もっとクリエイティブな部分に力を注ぐことによっていいものを世に送り出したいですよね。
これは私生活にもめちゃめちゃ使えます。何にでも使えるんです。もちろん「悩みの解決」もこれで十分です。「真似なんて良くない!」という固定観念など速攻で捨てて新しい世界で活躍してくださいね。
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