僕も一度だけ広島に行ったことがある。お好み焼きを食べて、原爆ドームを見に行って、広島市民球場を見て、商店街を歩きまわって帰ってきた。夜の街並みも魅力的だったが、時間がなくて満喫とまではいかなかった。
広島といえばヤクザ映画で有名なので、さぞガラの悪いお兄さんたちが闊歩しているのだろうとビビっていたが全くと言っていいほど会わなかった。きっと夜になるとうようよ出てくるに違いない。本当の広島の顔を見てみたいものだ。
愛知県から、そんな淡い思いを寄せる僕が面白い本「広島本」を見つけた。
『広島はすごい』内容紹介
マツダもカープも大復活。「独自の戦略」で勝て!
三期連続で最高益を更新したマツダ。新球場の設立以来売り上げが二倍になった広島カープ。両者に共通するのは、限られたリソースを「これ!」と見込んだ一点に注いで結果を出したことだ。独自の戦略を貫くユニークな会社や人材が輩出する背景には何があるのか。日経広島支局長が、「群れない、媚びない、靡かない気質」「有吉弘行や綾瀬はるかが体現する県民性」などに注目し、「今こそ広島に学べ」と熱く説く。
『広島はすごい』章別構成
まえがき
序章 広島にハマってしまった!
第1章 黒田が戻ったのには理由がある──市民球団カープ考
第2章 広島とHIROSHIMA──「軍都の被爆」がもたらしたもの
第3章 独立不羈だが天下は取れない──歴史から見る広島人気質
第4章 アンデルセンとカルビー──職人肌の経営者たち
第5章 戦艦大和とジェットエンジン──産業集積都市・呉の実力
第6章 1番ピンを狙え! ──「弱者」マツダのモノ造り戦略
第7章 ニッチを磨き続ける──「媚びない」広島人たち
あとがき
この章別構成の内容を見ると、ムラムラと読みたくなってきましたでしょ?オススメの新書ですので、よろしくお願いいたします。
合わせて読みたい本、紹介します。