僕は長い事「ポッキー」食べていません。
どんな味かも忘れてしまいました。それほど美味しいものではなかったような気がします。ただ、娘たちが「プリッツ」(確か姉妹品?)が好きなので、最近食べているのをみたことあります。僕にとってそのくらい希薄な「ポッキー」の本を紹介します。
『「ポッキー」はなぜフランス人に愛されるのか?』
『「ポッキー」はなぜフランス人に愛されるのか?』内容紹介
◎「ポッキー」「ハイチュウ」「カラムーチョ」……
なぜ日本のスナック菓子は海外で人気なのか?
日本で生まれ、世界市場を席巻している製品はクルマやカメラだけではありません。スーパーで売っているごくごく普通のスナック菓子もまた、海外の消費者に高く評価され、着実にマーケットシェアを伸ばしています。
たとえば、江崎グリコの「ポッキー」はヨーロッパやアジアを中心に海外30か国で年間2億箱を売り上げています。フランスでは「ポッキー」は「ミカド」という商品名で売られ、持つところがあり、手が汚れない「形状」が受け、ロングセラーとなっています。
また、森永製菓の「ハイチュウ」は、日本人メジャーリーガーがアメリカに持ち込み、爆発的なヒットにつながっています。ガムでもない、キャラメルでもない不思議な食感が人気の理由です。
◎世界最高レベルを誇る「スナック菓子」に
海外市場攻略のヒントあり
「おいしさ」「安心安全」「ムラのない品質」「独創的な発想」……たかがお菓子をここまで高めるか、というほど切磋琢磨してきた日本のお菓子メーカー。その巧みさ、品質の高さ、バラエティの豊かさに海外の消費者たちはどんどん魅了されています。
本書では、巧みに商品設計された日本のスナック菓子が、あるときには
現地化され、あるときには日本の製品そのままで勝負しながら、
いかに海外に進出し、現地市場で存在感を高めてきたのか──
その魅力と強さの源泉をたどり、日本の産業界の底力を浮き彫りにします。
少子化で国内市場が縮小する中、果敢に海外を開拓するお菓子メーカーたちの熱いストーリーに、企業戦略のヒントが見えます。
「ポッキー」はなぜフランス人に愛されるのか? 海外で成功するローカライズ・マーケティングの秘訣
- 作者: 三田村蕗子
- 出版社/メーカー: 日本実業出版社
- 発売日: 2015/03/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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全く興味なかった「ポッキー」が突然素敵なお菓子に見えてきました。
本当にフランス人に人気があるかどうかは別にして、ビジネス書として面白い一冊です。おススメします。
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