2015年は「透明カメレオン」です!
道尾秀介さんは僕の好きな作家さんです。インタビューや対談の爽やかさと穏やかさに人柄が出ていますね。ぜひ、一度お会いして色々話を聞いてみたいなぁ~なんて思います。何と言っても「直木賞作家」ですからね。孤高の御一人です。
そんな道尾さんもあっという間に10年のキャリアを積まれたそうです。早いですね。そんな彼が節目の記念作品として世におくるのがこの作品「透明カメレオン」です。2015年はこの一冊しか刊行しないので貴重な一冊を楽しみましょう。
「透明カメレオン」内容紹介
ラジオのパーソナリティの恭太郎は、冴えない容姿と“特殊”な声の持ち主。今夜も、いきつけのバー「if」で仲間たちと過ごすだけの毎日を、楽しくて面白おかしい話につくり変えてリスナーに届ける。恭太郎が「if」で不審な音を耳にしたある雨の日、びしょ濡れの美女が店に迷い込んできた。ひょんなことから彼女の企てた殺害計画に参加することになる彼らだが―。陽気な物語に隠された、優しい嘘。驚きと感動のラストが心ふるわす―。2015年の最強エンタティメント小説。
道尾秀介さんの本は「仕掛け」が凄いですから楽しみです。映像にしても面白いものばかりですから、今後が楽しみですよね。
「透明カメレオン」を読んでみる。
早速リアル書店で買って来て朝から読み始めました。気になるところは「何が透明カメレオンなのか?」というところですが、第一章まで読んだところでは未だ不明です。でも道尾さんが「作家生活の節目で納得のいく本が書けた」と語ってみえたので安心して読み進めようと思います。
『透明カメレオン』道尾秀介(みちおしゅうすけ) | 角川書店 | KADOKAWA