フミヒロの読書記録~良書で人生を変えよう~

良い本を読んで、思考と行動を変えましょう。僕の読んだ本と読みたいお勧め本を紹介していきます。

【話題独占の感涙本】脚本家:川口俊和にやられた!~心温まる四つの奇跡に四回泣けます~

川口俊和『コーヒーが冷めないうちに

昨日、極上の珈琲を飲みながら読み切りました!涙が止まらないほどの感動本です。

『コーヒーが冷めないうちに』絶妙です。

コーヒーが冷めない時間だけ過去に戻れる。
だけど、過去でどう振る舞おうとも現実は変えられない。
しかも、椅子から一歩も動けない。

さぁ、あなただったら、何年前に戻って、誰に会いますか?

そうだなぁ・・・僕だったらどうするかな?とか、考えている内にどっぷりと川口ワールドにハマり込んでしまいます。そして第四章に行く頃には、タオルなしでは読めない感動の涙に埋もれます。僕も恥ずかしいくらいに思い切り泣きました。

コーヒーが冷めないうちに

 『コーヒーが冷めないうちに』内容紹介

【「4回泣ける」と評判! 】

とある街の、とある喫茶店の
とある座席には不思議な都市伝説があった
その席に座ると、望んだとおりの時間に戻れるという

ただし、そこにはめんどくさい……
非常にめんどくさいルールがあった

1.過去に戻っても、この喫茶店を訪れた事のない者には会う事はできない
2.過去に戻って、どんな努力をしても、現実は変わらない
3.過去に戻れる席には先客がいる
その席に座れるのは、その先客が席を立った時だけ
4.過去に戻っても、席を立って移動する事はできない
5.過去に戻れるのは、コーヒーをカップに注いでから、
そのコーヒーが冷めてしまうまでの間だけ

めんどくさいルールはこれだけではない
それにもかかわらず、今日も都市伝説の噂を聞いた客がこの喫茶店を訪れる

喫茶店の名は、フニクリフニクラ

あなたなら、これだけのルールを聞かされて
それでも過去に戻りたいと思いますか?

この物語は、そんな不思議な喫茶店で起こった、心温まる四つの奇跡

第1話「恋人」結婚を考えていた彼氏と別れた女の話
第2話「夫婦」記憶が消えていく男と看護師の話
第3話「姉妹」家出した姉とよく食べる妹の話
第4話「親子」この喫茶店で働く妊婦の話

あの日に戻れたら、あなたは誰に会いに行きますか?

コーヒーが冷めないうちに

コーヒーが冷めないうちに

 

 『コーヒーが冷めないうちに』著者さん紹介します。

川口俊和(かわぐち・としかず)
大阪府茨木市出身。1971年生まれ。元・劇団音速かたつむり脚本家兼演出家。代表作は「COUPLE」「夕焼けの唄」「family time」等。本作の元となった舞台、1110プロヂュース公演「コーヒーが冷めないうちに」で、第10回杉並演劇祭大賞を受賞。本作が小説デビュー作。

コーヒーが冷めないうちに

コーヒーが冷めないうちに

 

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