フミヒロの読書記録~良書で人生を変えよう~

良い本を読んで、思考と行動を変えましょう。僕の読んだ本と読みたいお勧め本を紹介していきます。

山崎ナオコーラに「経済力」について聞いてみよう!

可愛い世の中

今回、山崎ナオコーラさんが挑むのは「経済力」です。芳香剤メーカーで働く豆子さんが、自分でどうこの課題に立ち向かっていくのかが読みどころです。社会人としての成功って何?それは人生の成功なのか?面白い展開ですよ~

可愛い世の中

山崎ナオコーラさんの紹介

山崎ナオコーラ (やまざき・なおこーら)
1978年に、福岡県に生まれる。埼玉県で育ち、東京都在住。2004年に、会社員をしながら書いた「人のセックスを笑うな」が第41回文藝賞を受賞して、デビュー。著書に、『指先からソーダ』『論理と感性は相反しない』『この世は二人組ではできあがらない』『ニキの屈辱』『昼田とハッコウ』などがある。
目標は、「誰にでもわかる言葉で、誰にも書けない文章を書きたい」。

ナオコーラって何?と思う人も多いでしょうが、これは元々「ハンドルネーム」です。清涼飲料水のコカコーラが大好きだった彼女が使っていたもので、本名ではありません。昔はこの語感が受け入れられなかったのですが慣れてきました(笑)。

 内容紹介

芳香剤のメーカーで働く地味な会社員、豆子は、自身の結婚式を機に、金銭感覚が人生と共に変化していくことの面白さを発見する。決して「モテ」を追求することなく、社会人としての魅力をアップしていきたい。退職して、「香りのビジネス」を友人と起こそうと画策する。香水に、セクシーではなく、経済力という魅力を!

 僕はこの本を読むというよりも、作者(山崎ナオコーラ)さんの心の中を垣間見るという気持ちで向かうと面白いと思います。世間では話題にしにくい内容をまっすぐに切り込んでおります。モヤモヤをほっておけないタイプなんでしょうね。

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