ドイツ育ちの“ハーフ"は知っている! 日本人、ここがステキで、ここがちょっとヘン。
本屋さんで気になって買った本ですが、すごく面白かったです。「ドイツ育ちの“ハーフ"は知っている! 日本人、ここがステキで、ここがちょっとヘン。」。欧州文化と日本文化との違いを面白く漫画にしてくれています。
文化の違いを冷静に見るって楽しいですよね。自分が住んでいる日本にも良いところと悪いところがあって、それは見方によって全く違うモノになって・・・そんな多様性を認めることは、これから絶対に必要ですからね~
まずは著者さん紹介。
ヘフェリン,サンドラ
ドイツ・ミュンヘン出身。日本在住17年、日本語とドイツ語の両方が母国語。ドイツ人の父、日本人の母をもつハーフであることから、「ハーフといじめ問題」「バイリンガル教育について」など、「多文化共生」をテーマに執筆や講演活動をおこなっているほか、コメンテーターとしてテレビにも出演
片桐/了
15歳の時にカナダにホームステイしてから海外の異文化にハマる。異文化コミュニケーション学を学んだ後、旅行記、旅行エッセイを読みあさり、これまで13カ国を旅行。現在、外国人旅行者を家にショートホームステイさせるボランティアもしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介
えっ、欧州には先輩後輩がない?
敷金礼金があるのは日本だけ?
海外でキャラ弁が流行ってる?
日本とドイツを知り尽くした著者が、世界から見たニッポンを漫画で紹介。
ちょっと視点を変えてみたら、日本はこんなにユニークです。
章別構成
はじめに 私が日本で感じていることを、お話しします。
- 日本人の「しきたり」って、こんなにややこしい。
- 日本人の「ビジネス」って、こんなにフクザツ。
- 日本人の「女子力」って、こんなにユニーク。
- 日本人の「文化」って、こんなにおもしろい。
- 日本人の「国民性」って、こんなに不思議。
おわりに お互いの「ちがい」を楽しもう。
僕のひっかかり
僕自身、見た目で人を判断してはいけないと思ってます。まあ、そうやって教育されたからでしょうね。じっくりと相手を観て、その上で「人間性」を判断して距離を考えるようにしています。自分の庭に変な人を入れたくないですからね。
ここには「国民性」が大きく影響していることが、この本からよくわかりました。欧州の人たちは「見た目」だけで大部分を判断してしまうのですね!びっくりしました。この文化の違いは大きいですね~
こんな「違い」を素敵と変という言葉で教えてくれるので、じっくり楽しめると思います。漫画なので、簡単に読めますので是非一度手に取ってみてください。税抜1100円とお買い得です♪