小林弘幸『「3行日記」を書くと、なぜ健康になれるのか?』
日記を書くだけで健康になれるのか?
上手くいかないことがあったり、不安なことがあったりするとすぐに眠れなくなったり、朝早く目が覚めてしまったりするのは僕だけではないようですね。「健康」を維持するための大きなウエイトを占める「睡眠」。大事ですよね。
この良質な「睡眠」を確保するためには、交感神経と副交感神経を上手くコントロールすること。そのために音楽、お酒、マッサージよりも「三行日記」を薦めているのが、順天堂大学の小林教授なのです。
「三行日記?」聞き慣れない言葉ですが、かなり論理的に本の中で説明してくださっているので楽しく読んで理解していってもらいたいと思います。
まずは、著者さんの紹介です。
"小林弘幸(こばやし・ひろゆき)
1960年、埼玉県生まれ。順天堂大学医学部教授。日本体育協会公認スポーツドクター。
順天堂大学医学部卒業、同大学大学院医学研究科修了。ロンドン大学付属英国王立小児病院外科、トリニティ大学付属医学研究センター、アイルランド国立小児病院外科での勤務を経て、順天堂大学小児外科講師・助教授を歴任。自律神経研究の第一人者として、プロスポーツ選手、アーティスト、文化人へのコンディショニング、パフォーマンス向上指導にかかわる。
内容紹介
ガン、糖尿病、高血圧…自律神経のバランスの乱れがあらゆる病気を引き起こす。自律神経を整える最強の健康法それが「3行日記」です。このように小林教授は言い切っております。その三行日記とは・・・
夜寝る前に、
- 今日一番失敗したこと。
- 今日一番感動したこと。
- 明日の目標。
この3つを手書きで書く。これだけで自律神経がコントロールできるというのです。そうすることで、下記の5つの効果が見込めるそうです。
- 文字を書くことで高ぶっている神経を鎮める。
- ゆっくり書くことで自律神経を整える。
- 一日の流れを一旦止めることでリセットする。
- その日の出来事を振り返り、自分の進みたい方向にコントロールできる。
- 悪い流れを止めることが一番の良さ。
また、安眠の他にも嬉しい効果があるそうですよ。
- ホルモンの分泌が良くなる。
- 肌がキレイになる。
- 血流が良くなる。
- 腸の働きがよくなり血液の質がよくなる。
- ストレスに強くなる。
本当だったら凄いので、ぜひ今日から実践してみます!