フミヒロの読書記録~良書で人生を変えよう~

良い本を読んで、思考と行動を変えましょう。僕の読んだ本と読みたいお勧め本を紹介していきます。

人間アレルギー なぜ「あの人」を嫌いになるのか?

良好だった人間関係が突如破綻する理由は?

人間関係はあまりに不思議で複雑で煩わしいモノですよね?もうすでに僕は諦めてしまっているのかも知れませんが・・・細々と社会との距離を保ちながら生きております(笑)みなさんはこの大いなるライフワークをどう捉えているんでしょうか。

僕も悩みがあります。それは「ひとつ許せないことがあると、全て許せなくなってしまうこと」例えば、この人嘘つきなんだと分かるとその人自体に興味が無くなってしまって名前すら忘れてしまうこともあります。あまりに極端ですよね。

そんな僕たちにピッタリの本を今日は紹介いたしますね。

人間アレルギー なぜ「あの人」を嫌いになるのか

出版社からのコメントが面白い!

(ここから出版社コメント流用です)

 いきなりですが、質問です。次のうち思い当たる項目はありますか。

□ 集団の中にいると疲れてしまう
□ 相手の良い点よりも悪い点が目につく
□ 自分の弱みは見せたくない
□ 嫌いな人と同じ柄の服を着ている人を嫌いになる
□ 苦手な人と会ったら気づかないふりをしてやりすごす
□ 「ベタベタ」か「ツンツン」の関係しかもてない
□ ひとつ許せないことがあると、すべて許せなくなる
□ 怒りに火がついたら自分を止められない

あてはまる項目があったら、本書を手に取ってみてください。

まず、「はじめに」「おわりに」「目次」を眺めることをお勧めします。数ページで本書の主旨と概略がつかめます。
面白そうだな、と思った方は、ぜひ本編へどうぞ。症例の具体的な解説と、豊富に掲載されている関連コラム(実例)を読むというプロセス自体に、治療的な効果があるはずです。

お時間のある方は、もうすこしお付き合いください。
人間アレルギーとは何か。著者の岡田尊司さんは「人間の人間に対する過剰な異物認識と心理的な拒絶反応」(p.3)、「心理的なアレルギー現象」(p.54)と定義しています。

岡田さんは臨床経験27年のベテラン精神科医ですが、たくさんの患者を診察する中で、人間アレルギーが「急速に拡大している」(p.168)という実感があったそうです。誰にでも、苦手な人はいるものですが、それが原因で生きることがつらくなってしまっている人が増えている――そのような状況を前に、岡田さんはプロとして問題意識をもっていました。

「今日の精神医学は、表面にあらわれている症状によって疾患を分類するという方法(症状診断)をとっている。そのため、症状ごとに別々の診断名が与えられ、何が真の病因なのかがわかりにくい」(p.27)

現代人が感じる「生きづらさ」は、根本原因を特定(病因診断)・治療しない限り完治しない。そう考えた岡田さんが、先人たちの研究成果を丹念にひもとき、日々の診察を重ねた結果として到達した答えが、「人間アレルギー」でした。

身体のアレルギー反応と同じように、人間の心には人間を拒絶する仕組みがある――本書は、免疫学の驚異的な発展に伴い詳細に解明されつつある身体のアレルギー・メカニズムを下敷きに、「生きづらさ」の諸症状を考えようというアプローチです。
『愛着障害』や『母という病』といった著作のある岡田さんは、愛着研究の第一人者として知られますが、本書はその最新の成果でもあります。 

人間アレルギー なぜ「あの人」を嫌いになるのか

人間アレルギー なぜ「あの人」を嫌いになるのか