フミヒロの読書記録~良書で人生を変えよう~

良い本を読んで、思考と行動を変えましょう。僕の読んだ本と読みたいお勧め本を紹介していきます。

澤地久枝さんの思想に触れてみよう!『14歳<フォーティーン>』

澤地久枝さん『14歳<フォーティーン>』

現代の14歳と話をしても、どうしても上手く伝わらなかったのでこの本を書いたという澤地久枝さん。1930年東京育生まれ、さすが骨がありますね~。まずは、澤地さんのことを知らない人のために著者さんのプロフィールをどうぞ。

澤地久枝さんの紹介

ノンフィクション作家。1930年東京生まれ。49年中央公論社に入社。
63年「婦人公論」編集部次長を最後に退社。以降ノンフィクション作家として昭和を見つめ、戦争や国家に対して果敢な発言を続けている。86年菊地寛賞、2008年朝日賞を受賞。著書多数。最新刊は集英社新書『14歳<フォーティーン>満州開拓村からの帰還』

この季節に戦争を振り返ること

この季節に戦争を振り返ることはとても良い事だと思います。僕若い時には「見たくない」という意識が強くて目を背けていました。でも、この問題は自分でも、家族でも、社会でも、しっかり考えるべき問題であり課題ですよね。

澤地さんは実際に自分の目で見て、体験して、感じたことを文字にしてみえるので貴重だと思います。どんどん失われていく戦争体験を次世代にという気持ちが伝わってきますね。動画も配信されているようですので、どうぞ!

 

14歳〈フォーティーン〉 満州開拓村からの帰還 (集英社新書)

内容紹介(amazon引用)

 

「昭和」を見つめ、一貫して戦争や国家を問うてきた著者の原点となったのは、一九四五年、十四歳での敗戦体験だった。家族と渡った満州・吉林。敗戦後の難民生活は一年に及ぶ。「棄民」ともいうべき壮絶な日々、そして一家での日本への引き揚げ…。十四歳という多感な少女が軍国少女となり、日に日に戦争に巻き込まれていく様を、自身の記憶と膨大な資料から丁寧に回顧し綴る。

gendai.ismedia.jp 

澤地さんの肉声はこちらでどうぞ!

14歳〈フォーティーン〉 満州開拓村からの帰還 (集英社新書)

14歳〈フォーティーン〉 満州開拓村からの帰還 (集英社新書)