圧倒される面白さ!沢木冬吾「約束の森」
文庫本もたまにはいいですよね~小さくて鞄にするりと入るし、どこでも開いて読み始めることが出来ます。値段も安くて買いやすい。もっと文庫本や新書がメジャーになればいいのになぁ~と感じます。
今日は、そんなお買い求めやすい文庫本からのセレクトです。絶対面白いですよ。
沢木冬吾「約束の森 (角川文庫)」
警視庁公安部の刑事だった奥野侑也は、殺人事件で妻を亡くし退職を決めた。孤独に暮らしていた侑也に、かつての上司を通じて潜入捜査の依頼が入る。北の果てに建うモウテルの管理人を務め、見知らぬ人物と暮らしながら疑似家族を演じろという。侑也が現地に赴くと、そこにいたのは若い男女と傷ついた1匹の番犬だった。やがて闇に隠れた謎の組織の存在と警察当局の狙いが明らかになり、侑也は眠っていた牙を再び甦らせる―。
ハードボイルドですね~
「償いの椅子」の評価も高いですよ!
「償いの椅子」内容紹介
五年前、脊髄に銃弾を受けて能見は足の自由を失い、そして同時に、親代わりと慕っていた秋葉をも失った。車椅子に頼る身になった能見は、復讐のため、かつての仲間達の前に姿を現した。刑事、公安、協力者たち。複雑に絡み合う組織の中で、能見たちを陥れたのは誰なのか?そしてその能見の五年間を調べる桜田もまた、公安不適格者として、いつしか陰の組織に組み込まれていた。彼らの壮絶な戦いの結末は…。
ぜひぜひ、お楽しみくださいね~