中室牧子『「学力」の経済学』
以前、僕のブログで紹介させてもらった中室牧子さんの『「学力」の経済学』売れているみたいですね~昨日の中日新聞の三省堂書店名古屋高島屋調べではビジネス書部門で堂々の1位に輝いておりました。凄いですね~。読み通り良い本だったようです。
思いこみで語られてきた教育に決着を着ける?
その教育方針が「思い込み」から来るものだったら、わが子を不幸にしてしまう可能性だってある。 ―乙武洋匡
教育に決着を着けるなどという大きな構想は僕にはありませんが、「知っている」「知らない」の差で幸せと不幸せに差が出るなら知っておきたいと思うのです。経験上でも「知っていたから助かった」ことがたくさんありますからね。
僕は自分の子供と話をする機会が多いですが、間違った思いこみで彼らを惑わしたくないと考えています。だから正直に情報を落とします。「この本は良いよ。こういう時に役に立った。」と事実だけを伝えたいと思ってます。難しいですけどね。
だからこそ、こういう本で勉強したり、思考を鍛えたりしないといけないのです。
『「学力」の経済学』章別構成
目次
第1章 他人の〝成功体験〞はわが子にも活かせるのか?
- データは個人の経験に勝る
第2章 子どもを〝ご褒美〞で釣ってはいけないのか?
- 科学的根拠に基づく子育て
第3章 〝勉強〞は本当にそんなに大切なのか?
- 人生の成功に重要な非認知能力
第4章 〝少人数学級〞には効果があるのか?
- エビデンスなき日本の教育政策
第5章 〝いい先生〞とはどんな先生なのか?
- 日本の教育に欠けている教員の「質」という概念
お子さんをお持ちの方、周囲に後輩のいる方、「教育」って身近にありますよね。ぜひ、一度この本で勉強してみてくださいね~。目からうろこの良本ですよ。