フミヒロの読書記録~良書で人生を変えよう~

良い本を読んで、思考と行動を変えましょう。僕の読んだ本と読みたいお勧め本を紹介していきます。

【気鋭のミステリー】深緑野分『戦場のコックたち』~極限の人間心理を舞台に展開する傑作!~

 

 深緑野分『戦場のコックたち

 年末年始にゆっくりと読む極上ミステリーを探そう!

僕の今のミッションは「年末年始に読む良い本を探すこと」。静かな部屋で珈琲を飲みながら読書していると、時間が過ぎるのも忘れます。僕にとっても濃密で大切な時間なのです。そのためにはどうしても素敵な本が要るのです。良い本ないですかね?

そんなミッションをかかえた僕に引っ掛かってきた本がこの本です。

深緑野分『戦場のコックたち』!

空挺部隊の若きコック兵が過ごす謎解きと調理と戦いの日々です。この本は期待できそう!楽しみです。

戦場のコックたち

『戦場のコックたち』内容紹介

1944年6月、ノルマンディー上陸作戦が僕らの初陣だった。特技兵(コック)でも銃は持つが、主な武器はナイフとフライパンだ。新兵ティムは、冷静沈着なリーダーのエド、お調子者のディエゴ、調達の名人ライナスらとともに、度々戦場や基地で奇妙な事件に遭遇する。不思議な謎を見事に解き明かすのは、普段はおとなしいエドだった。忽然と消え失せた600箱の粉末卵の謎、オランダの民家で起きた夫婦怪死事件など、戦場の「日常の謎」を連作形式で描く、青春ミステリ長編。

戦場のコックたち

戦場のコックたち