『教室はまちがうところだ』
フェイスブック友達の弘美ちゃんが紹介してくれた本を、もう一冊!
そういわれてみれば、学校は間違えてもいい場所、そうやって学んでいく場所なのに、いつの間にか「正解を探す場所」「間違えを許さない場所」になってしまっているような気がします。勇気をもって間違えていい場所に変えて行きましょう。
そうすればもっと楽しい学びの場所になれるのではないでしょうか?こういう気持ちをしっかりと自分の子供たちにも伝えて行きたいですね~
教室はまちがうところだ みんなどしどし手をあげて まちがった意見を言おうじゃないか まちがった答えを言おうじゃないか-。蒔田晋治の詩が絵本に。まちがうことなんか、こわくない! そんな教室を作ろうやあ。
ベストレビューを紹介します!
教室はまちがうところだ……
まちがうことをおそれちゃいけない
まちがったものをわらっちゃいけない
ほんとうにその通りだと思います。
教室だけでなく、子供時代そのものがまちがったり、失敗したり、困ったりしなきゃいけない時代だと思います。
この本では、先生がクラスの子どもたちに訴えている内容になっています。
が、実は先生が自分で自分に言い聞かせているのではないか。
世の中の先生方に対しても、子どもたちの為に『そんな教室つくろうや』と言っているのではないか…ふとそんな気がしました。
子どもの間違いや失敗を恐れているのは、本当は大人たちなのかもしれません。
間違わないように先回りしてお膳立てしたり、失敗しないように干渉したり…
親や先生が、子どもの間違うことを受け入れてあげられなければ、子供は間違ってはいけないんだと思ってしまう。
失敗してはいけないんだと思ってしまう。
子どもにかかわる大人達にぜひ読んで欲しい本だと思います。
(森のきのこさん 50代・じいじ・ばあば )