渡辺敏史「カーなべ 上巻 (CG BOOK)」
屈指の人気自動車ジャーナリスト、渡辺敏史氏が週刊文春で連載していた「クルマ道楽のナビゲーター カーなべ」を一挙収録した本作。ユーモアたっぷりで当意即妙、小気味よいほどにキレのある文章の連続に、クルマ好きも、クルマに興味がないという人も、ページを繰る手が止まらない痛快エンタメ本です。
渡辺敏史さんは、1967年生まれの自動車評論家です。福岡県出身。専修大学卒業。出版社である企画室ネコ（現在のネコ・パブリッシング）において自動車雑誌やバイク雑誌の編集に携わった後、フリーランスとして独立。現在は雑誌などに連載を持つ人気者なのです。
渡辺氏が週刊文春の誌面で8年間連載していた「クルマ道楽のナビゲーター カーなべ」は、自動車そのものだけでなく、クルマを切り口に世相や文化を鮮やかに一刀両断する読み物として人気を集めました。その連載を、どかっと上下巻にまとめた本作は、読み手たっぷり。
ときに自動車への愛を綴り、ギョーカイのおかしな慣例に檄を飛ばし、目から鱗の視点を繰り出す敏史流エッセイ。ユーモアたっぷりで当意即妙、小気味よいほどにキレのある文章の連続に、クルマ好きも、クルマに興味がないという人も、ページを繰る手が止まらないことうけあいです。
これは面白そうですよね。自動車だけでなく世相にも切りこんだ辛口エッセイ。これは同世代の僕たちにはたまらない読み物ですね。お勧めします！
