小林よしのり『卑怯者の島: 戦後70年特別企画』
話題になっていましたが・・・もう読まれましたか?僕は基本、小林よしのりさんの本は読んでいなかったのでスルーしていました。しかし、この夏休みは普段自分が経験しないことをしたかったので、この本を読もうと思ったのです。
舞台は70年前の戦争末期、パラオ・ペリリユー島をモデルにした南の島。アメリカ軍との玉砕戦に臨む若き日本兵を通じて、壮絶な戦闘シーンと極限の心理状況を描き出した小林よしのりさんの戦場物語巨編です。
内容紹介(amazon引用)
日本人よ、これが戦争だ!
『ゴーマニズム宣言スペシャル戦争論』で戦後日本人の戦争観を覆した小林よしのりが、戦後70周年の節目に、初の戦場ストーリー巨編に挑む。舞台は天皇皇后両陛下も訪問したパラオ・ペリリュー島を想定した南の島。玉砕戦に臨む日本兵を主人公に、壮絶な戦闘シーンと極限の人間ドラマを描ききる。日本の戦争ドラマにありがちな「反戦平和」や「お涙頂戴」などのお約束をすべて排除し、戦争のリアルだけを追及したこの作品は、『プライベートライアン』や『地獄の黙示録』といった戦争映画に比肩するスケールと迫力を持つ。究極の戦争ドラマに、血湧き肉躍り、心震える。
とにかく、凄かったので読んでみてください。夏休みの最初の本がちょっと重たかったです(笑)でも、目の前の問題ですから避けては通れないです。読んで良かったです。お勧めします。