会社の会議の中で若手からこんな提案がありました。「前回、こんな会議を開催して社長に来てもらったらうまくいきました。同じように今回もやりましょうよ!」若手は嬉々として発言しているのですが、僕はストップをかけました。
理由は簡単!そんな人に頼ったような運営の仕方をしたくなかったからです。そんな運営の仕方でなくて、実務の担当者が納得して組織として動いていく姿勢を大事にしたかったのです。今回、失敗しても良いから止めようと思います。
ここは前回を踏襲して成功することよりも、失敗することで全員で考えることの方が大事ではないかと思ったのです。そんな悠長なことを言っている暇は、今の時代にそぐわないかも知れませんが、僕は是非ともトライしてみたかったのです。
まだまだ決着はついていませんが、そんな気持ちにさせてくれるきっかけを作ってくれたのが、この本です。椎原崇著『うまくいったやり方から捨てなさい』とても面白いし、話題になっていますので是非お手にとってみてくださいね。
『うまくいったやり方から捨てなさい』内容紹介
あなたは最近、こんな違和感を抱いたことはありませんか?
「いつもやっていたことがうまくいかない」
「普段の景色が違って見える」
「いつもの友人が違って見える」
そんな小さな小さな違和感。それは、人生のステージが変わる合図です。
人はそのステージごとに、必要な考え方とやり方が違います。
ステージが変わるときに「それまでうまくいったやり方」を捨てられるかどうか。
それが、人生を切り開き、心地よく生きていく分かれ道。
――そう説くのは、文字通り「行列のできるコンサルタント」として、経営者からエリートビジネスマン、主婦まで、幅広い依頼者たちから絶大な信頼を集める、椎原崇氏。
中卒でパチンコ店に入り浸るうちに、パチプロの師匠を得、多いときで月に200万円を稼ぐプロ時代を経て、飲食店経営で成功を収めたという異色の経歴の持ち主。
「人生のステージ」が激変するなかで、自身はもちろん周囲の成功者たちの「成功」と「心の幸せ」の相関を、独自の手法で徹底的に研究した椎原氏。その中で編み出した「自分の人生の本当の目的を知るコンサルティング」が、「一度受けただけでまさに人生が一変してしまった」と口コミで話題を呼び、今では「受けたくても受けられない伝説の個人コンサルティング」と言われています。
人は、今までうまくいったやり方を変えるのはむずかしいもの。でも一方で、「このままのやり方では、理想とする目標地点には届かないかも」という思いを抱く人も多いのではないでしょうか。
さなぎから、大きなさなぎになるのではなく、蝶に「変化」するための心構えとヒント。ステージを変えていくために、あなたがいま「捨てるべきもの」「見きわめるべきこと」「武器とすべきもの」は一体何なのか?
読めばそれがわかり、霧が晴れるように目の前の視界が開けること請け合いです。
あなたがもし、なんとなく停滞感を感じていたり、鬱々としたなかにあるなら、
まさに今こそチャンス。
「普段やっている何かひとつ」を捨ててみて、爽快感を得ることからはじめましょう。
自分のステージを一変させてしまう劇的な変化が、きっとそこから始まります。
どうしても成功に固執してしまう僕たちに、そんなところで止まっていなくても良いんだよ。前に進みなさいと教えてくれる本です。自分に相応しくないものは何なのか、しっかりと考えて向き合えるようになる本ですよ。お勧めします。
最後まで読んでくださいまして、ありがとうございます。感謝です。